明日から国体だそうで。というわけで君が代・日の丸についてまた少し
せっかくの週末なのだが、日の丸・君が代の「強制」を望まない例の方も開会式等出席のため来ていたりして、警備やら交通規制やらで大変そうなので神戸とかそのあたりへ行楽でお出かけの方はご注意を。「国体」って、まあほかに略しようがないのはわかるけど、ねぇ…。毎年開催地が変わるので「明徴運動」なんてしようがないのが救いですかね。「(国旗掲揚時の)起立・君が代斉唱」の強制は違憲とする例の東京地裁判決に関してはいろんな反応があったわけだけれども、一つのカテゴリーをなしているのが小泉の「法律以前の問題」とか「礼儀」「マナー」の問題、というやつである。「法律以前」「礼儀」「マナー」の問題という主張が、決して「法律以前」「礼儀」「マナー」の問題を強制するために「法的根拠」を振りかざした側には向けられない、という点に注目していただきたい。例えば、現在の日本において「道でつばを吐いてはいけない」とか「電車のなかで飲食するのはいけない」は「マナーの問題」であるというコンセンサスがあると思われるけれども、じゃあ「美しい日本」をつくるために道でつばを吐いたり電車のなかで飲食したら罰金、という法律を通すと安倍晋三が言い出したらどうする? 「法律以前」の「礼儀」の問題なら、法律で強制するのはおかしい…と考えるのが市民社会の常識だと思うのだが。「礼儀」や「マナー」を法で強制したい人々はシンガポールにでも帰化したらどうですかね。で、その「礼儀の問題」論を主張している政治学者のブログでとてつもなく香ばしいコメントを発見してしまった。自分のブログへのコメントならともかく、赤の他人のブログへのコメントにいちいちツッコムのも大人げないとは思うのだが、「政治学者」を名乗る人物のブログでこのコメントになんのツッコミもはいらないのを座視するのは関西人として我慢できないので(笑)(前略)味噌汁吹きそうになったのは東京都が上告するのはおかしいと言っているのを見た時。自分の権利は100パーセント要求しても、相手の市民としての権利は平気で否定できる僕らです、と教師最不適を宣伝しているようなものです。(後略)「上告」じゃなくて「控訴」でしょ、というはなしではなくてですね、東京都は「市民」かよ、と。バカかこいつは? 相手に控訴を断念させるだけの権限などない私人が「控訴すべきでない」と主張したところで、相手の「権利」はびた一文制限されない。国・地方自治体・大企業など法廷外で多大な実力を持つエージェントが「控訴すべきでない」と主張したのなら、「おい、控訴したらなにか嫌がらせするってことかよ」と勘ぐられてもおかしくはないが。「市民の権利」のなんたるかなどこれっぽっちも理解していないことをさらけ出したコメントに対して、誰も注意しないという「政治学者」のブログ…。
Posted: 金 - 9 月 29, 2006 at 10:13 午後
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