教育再生会議座長の塾禁止論



中教審会との関係でゴタゴタもあるらしい教育再生会議。議事要旨と議事録はここで閲覧できるのだが、本会議と「学校再生分科会」の部分を捜して「見つからんな」と思っていたら、「規範意識・家族・地域教育再生分科会」での発言だったわけですな。議事録はまだ公表されてなくて議事要旨だけ。
会議の目的を明確にしよう、実証的な議論をしようと努力している委員もいるのだが、全体としてはまさに「放談」という感じ。「読書の時間を15分もうけましょう」みたいな枝葉のことを議論するために税金使ってんのか?

で、問題の塾禁止論は「放課後子どもプラン」との関連で出てきてます。なんというか、まったく新味のないプランですが。山谷補佐官が「参加は自由。遊びたい子だけが遊ぶもの」と説明したばかりなのに「塾をやめさせて、放課後子供プランをやらせといけない。塾は出来ない子が 行くためには必要だが、普通以上の子供は塾禁止にすべきだと思う」という発言が出てきているわけですな。「やらせ」るんならそれはもう「放課後」とは言えんと思うが。「野依座長がおっしゃったように塾禁止ぐらいの大きい提言をやらないと」と賛成しているのが中嶋嶺雄。madhatterさんがコメント欄で懸念しておられた

野依さんは超エリート主義者だから塾に行かないと大学に入れないような奴のために教育リソースを割くのは無駄遣いだという意識があるのではないかと推測します。

という点だが、「日本ももっとgiftedの教育をやったらいい」「200人に1人、とてもよくできる子供がいる。それを伸ばさないといけない。 才能ある子は国の宝だ」といった趣旨の発言は出ている。

「百ます計算」の蔭山英男がなんでも睡眠時間にもっていくところが笑える、というか笑いごとじゃない。いやもちろん、睡眠不足は(他の条件が同じなら)よくないとは思いますよ。しかしとかく教育に関しては「○○が肝心。○○さえ改めれば万事解決」みたいな議論が横行しやすいような気がするのは私だけだろうか。

Posted: 火 - 12 月 26, 2006 at 02:38 午後          

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