勅令下る!
国旗、国歌について「強制になるということではないことが望ましい」
全国の天皇主義者たちよ、逆賊石原慎太郎を討て!
この件に関して個人的に一番注目したいのは、なんといっても東京都教育委員たる米長邦雄の間抜けっぷりである。「東京都」が脳内で「日本中」に変換されてしまう「俺ってビッグ?」感覚もなかなかのものだが、「陛下からねぎらいのお言葉をいただける」と思っていたのだとすると能天気もいいところ。客観的にみて、米長の発言が天皇を困惑させるだけのものであったことは明々白々だからである。天皇(制)に対して否定的な立場をとる人間が天皇を困難な立場へと追い込むためにあのような発言をしたというのなら、まだ合理的に理解可能である。しかし天皇制を支持し、日の丸・君が代の「強制」に賛同し、なおかつ客観的な情勢をふまえているならばあのような発言が出るはずはないのである。日の丸・君が代のような極めて政治的な事柄について天皇が価値判断を含む発言をできる立場にないことは、天皇自身はもとより常識人なら誰でも承知していることである。おそらくは忠臣気取りの米長邦雄は理解していなかったわけで、その結果天皇が日の丸・君が代の強制を苦々しく思っている(そうでなければ「あぁ、そう」とでも答えておくことができた)ことを満天下にしめすことになってしまったわけだ。まあ、天皇を戴こうとする人間こそが、個人としての天皇の意志を斟酌しないというのはむしろ天皇制の本質とも言えるので、その意味では米長発言も理にかなってはいる(笑) ただ一つ、そのやりとりがマスコミを通じて近代社会へと伝達されることを失念していたという点を除けば。
Posted: 土 - 10 月 30, 2004 at 12:01 午前
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