「朝の読書全国縦断新潟交流会」が開かれました

  1. 期日 平成12年11月23日(木)(勤労感謝の日) 9:30〜16:00
  2. 場所 新潟会館 (新潟市)

1.開会挨拶

   朝の読書実践研究会新潟県世話人代表  峰本 義明

2.基調講演

   朝の読書推進協議会会長  大塚 笑子 様

 以下は新潟高校通信制 押木和子 先生の報告です

「大塚先生の講演を拝聴するのは2度目ですが、新鮮な気持ちで聴くことができました。それは大塚先生の体験から発せられるパワーのこもった本物の言葉だったからです。そして『朝の読書』というのは結局はひとりひとりの人間を大事にすることなのだということを再認識することができました。読書を通して子どもたちも私たち教師も元気になれるというのは、本当なのです。そして大塚先生はさりげなくプロの教師がどうあるべきか、語ってくださいました。新しいエピソードもたくさん追加されていて、1時間30分熱中して聴くことができました。ある生徒から教えてもらった『心から出たものが他の心へと届く』という言葉を思い出しました。大塚先生の言葉は私たちの心に届き、さらに私たちを考えさせてくれました。」

3.全国概況

   朝の読書推進協議会事務局長  佐川 二亮 様

  • 「朝の読書」の全国での実施校数などが紹介されました
  • 「朝の読書」を行ったことで、生徒の読書に対する興味がどのようになったかの調査結果が報告されました

4.新潟県の朝の読書の実践状況と課題  

   新潟県立堀之内高等学校  片桐 史裕 教諭

  • 新潟県での「朝の読書」の実施状況の報告
  • 新潟県内でのネットワークを結ぶことの重要性
  • その発端として、以下の紹介
    • 朝の読書実践研究会
    • 朝の読書メーリングリスト
    • 心の虹

5.分科会

  • 小学校分科会実践報告
    • 新津市立結小学校    塚田 勇策 先生
    • 小千谷市立小千谷小学校 佐藤 浩一 先生
  • 中学校分科会実践報告
    • 新潟市立小新中学校   荘司恵美子 先生
  • 高等学校分科会実践報告
    • 新潟県立新潟東高等学校 津野 誠司 先生

 私が参加した小学校分科会では、報告者の学校のように、特別な取り組みやきっかけがない学校ではどのようにして「朝の読書」を始めたらよいか、という質問がありました。それに対して「教師の意欲によるスタートでよい」とのアドバイスが出ました。嬉しい意見でした。

6.総括

  • 各分科会からの報告
    • 小学校:加茂農林高校 阿部  舞 先生
    • 中学校:小新中学校  三村 孝志 先生
    • 高校 :新潟東高校  阿部見和子 先生
  • 総括と展望
    • 世話人代表      峰本 義明

7.閉会

 総括の後、大塚先生が感想を語られました。再び押木先生の報告を引用します。

「分科会の報告と峰本先生の総括と展望の後、ふたたび大塚先生がステージに上がられました。そして

  • 学校行事のときこそ朝読をしたほうがいい
  • 本をすすめる際は押し付けでなくさりげなく置いておくのがいい
  • たくさん読んだ生徒を表彰するとか、感想文を書かせるといった間違った方向に進めてほしくない
  • 全校一斉がいいのはあたりはずれをなくし公平になるからである
  • うまくいっていないときはうまくいっている人のポイントを謙虚にみることだ

など、朝の読書実践の際の忘れてはならない大事なポイントを押さえてくださいました。これらはだめ押しになりました。私たちは真新しいもの、ちょっとかわった実践に飛びつきがちですが、「朝の読書」は正しいやり方で続け、マンネリになることにこそ意義があるのだと思いいたりました。」