授業づくりネットワーク2002春

〜総合的学習時代の授業づくり入門セミナー ワークショップ30〜

に参加してきました


2002.3.29(金)

 昨日は東京・吉祥寺へ行き、「授業づくりネットワーク・ワークショップ30」に参加してきた。始発の上越新幹線に乗り、中央線の快速に乗る。十分時間に余裕を持って会場に着けた。

 会場となった成蹊大学は大変雰囲気のいいキャンパスを持っている。折から春の暖かな日差しに恵まれ、桜が咲き乱れる中、ワークショップに参加した。

 基調講演は上條晴夫氏による「ワークショップとは」。ワークショップの有用性について話があった。途中、いきなり対話ゲームが始まり、度肝を抜かれた。

 1番目はメディア・リテラシーの授業。今まで見聞きした中で、もっともそれらしい授業だった。ある事件について取り上げて欲しい項目を挙げ、それを基準として2つの局の同じニュースを扱った番組を見て、双方を採点する、というもの。本来はその二つを比較して、A局が取り上げた事実をB局が取り上げなかった理由を考えさせるところに眼目があるようだ。しかし、今回はそこまでは行かなかった。しかし、自分で採点基準を設け、それに基づいてニュース番組を採点するというのは大変興味深かった。

 2番目は作文ワークショップ。「再話」と「描写」と「視点を変える」という3つのワークを通して、作文技術の向上を図るものだった。「再話」は、昔話などのお話を読み聞かせ、それを書かせるというもの。作文をやらせる時、「書くことがない」というのが大きなネックとなる。そのため書く内容を与え、とにかくたくさん書かせることを主眼としている。その中で、メモの取り方、原稿用紙の使い方、主語を省かないこと等を教えていく。「描写」は、絵本のある人物の絵を見せて、その様子を言葉だけで伝えるもの。多くの特徴の中で、全体→部分、上→下、右→左、などの順番の定石を踏まえる訓練をさせる。「視点を変える」は、昔話を作者の視点ではなく、主人公たちそれぞれの視点で書き直してみるもの。日本人特有の、自分の意見はみんなの意見である、という思い違いをただす効果があるという。どれも大変示唆に富み、非常に興味深かった。期待通りで、満足した。

 3番目は、実は当初申し込んだのはブックトークだったのだが、2番目のワークショップに刺激を受けて、コミュニケーションに関するものをと考え、急遽アサーション(話し方の技術)に参加した。参加者同士によるロールプレイが多かった。他人に自分の意志を伝えるためには、話し方があるということを知った。

 以上、大変満足した3つのワークショップだった。