水元公園ガサ その3



台風の雨が降る前に、またまた水元公園に魚捕りに行った。

今回の目的は、モロコ(タモロコ)稚魚をゲットすること。しかし結果はボウズ。
女房が職場に持っていくというので、四つ手網でモツゴ、タイリクバラタナゴの小さめのヤツを控えめにゲットした。
前々回ドジョウを捕まえた近辺でたも網を振るってみたら、ドジョウが3尾捕れた。かれらはすべてお持ち帰り。
ギル稚魚も網に入ったけれど、お帰り願った。

さらに、今までとは違うポイントで大量のヌカエビを捕獲。スジエビにしては小さいし、体の模様も違うような気がするので、
ひと網で掬ったエビたちを家につれ帰り、よーく観察した結果、スジエビではなくヌカエビと判定した。
どちらも似たような名前だが、性格が全く違う。

スジエビはテナガエビの仲間で、前方に伸びるハサミは貧弱(幼児がバンザイした時のイメージ)だけれども、基本的に肉食のエビである。弱った魚を夜襲して食べてしまう。ほぼ全国の下流域・沼・汽水域に分布。

スジエビ。肉食なのでじっとせず、カメラに捉えにくい。シマシマが目立つ

ヌカエビは中部山岳以東に棲むヌマエビの仲間で、スジエビに体つきは似ているがスジはなく、ハサミも目立たず、水草についた藻を主食とする。草に取りついてツマツマと藻を取っている姿は決して動的ではないが、謹厳実直な掃除人、というイメージである。

ヌカエビ(だと思うんだけどなぁ)同定の決め手は、ハサミの有無(スジエビにありヌカエビにはない)、目の後ろまでトゲトゲがにあるかないか(ヌカエビはなく、ヌマエビはある)だが、この写真ではわからず。フォトモデル(エビね)がじっとしている・いないだけで少なくともスジエビとは違う種類だとわかる。問題は他のヌマエビの仲間との違いだ。

小さなプラケースにたくさん同居


そもそもエビは南方系の動物なので、沖縄などに多くの種類が生息している。
いまわが家にいるミナミヌマエビ(中国産だけど)、ヤマトヌマエビはともに西日本に棲むエビだ。
淡水魚も含めてみると、東日本の淡水魚の種類は西日本のそれに比べて少ないような気がする。
現在東日本で見られる魚には、実は放流などに伴う国内移入で西日本から持ち込まれた魚がいる。
そういう中で、西日本では見られず東日本だけにいる淡水エビがヌカエビである。

それだけでも嬉しいのである。
ヌカエビ集団をどのように飼育していくか、思案のしどころである。

Posted: (日) - 9 17, 2006 at 09:21           |


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