金網の中の青春 06 ブラウン管の中の選手

スピードチャンネルのお正月企画『競輪クイズグランプリ』。去年のデキからして今年は打ち切りと思いきや、ちゃんと存続してました。

しかしすごいよこの番組。長々と論じるようなもんでもないが、やっぱり感じたことは書いておこうかなと思ったので、書いておきます。来年もまた同じようなことをやっているのか、確かめるための資料にもなるし。

(「ほほう」と思ったことは☆、「とほほ」と思ったことは★、です)

☆滝澤先生はすごい。二年連続優勝したからじゃなくて、とにかく出場者(司会の中野、審判の井上シゲさん含めて)の中でいちばんオトナである。ある作家が滝澤のことが大キライで、なぜかというと「朴訥ないいヤツぶってるがそんなもんはぜんぶ演技だ! だから大ッキライだ!」なのだそうなんですが、たとえそれが演技だろうが、滝澤先生のオトナの行動は称賛されてしかるべきだろう。具体的に言うと、自分と組んだ視聴者代表回答者に対してキメこまかい気遣いがある。気負っていない。何かあった時のリアクションが自然である。この自然というのは重要であって、テレビ慣れしてない競輪選手に不自然なリアクションなんかされるとテレビを見ているこっちが凍りついたりするのである。実際、凍りつく場面続出のこの番組で、滝澤先生の場面てのは唯一安心できる時間であった。演技でもこれぐらいちゃんとやってくれりゃ文句はない(でもその作家、「児玉はほんとうに素晴らしいヤツ」っていうんだから、見る目がちょっと……)。

★堤はどうして、沼から上がったようなヘンな髪型なのか。

★堤と組んでいた視聴者代表回答者のオジサンと、私は一緒に飲んだことがあるような気がする。気のせいだったらいいのだが。

☆去年もそうだったが、視聴者代表回答者の皆さんの濃さ。とくに吉岡チームの濃さは物凄いものがあった。ああいうオジサンと組んでもルックス的に力負けしない吉岡はさすが。吉岡と組んでルックス的に力負けしないオジサンのほうもさすが。

☆他には、小橋の組が迫力あった。

★小橋正義、恐い顔とひきつった笑顔以外に表情はないのか。家でお茶でもすすりながらテレビ見てる時の顔とかが知りたい。フロの湯舟に浸かって「ア、アアー」って言ってる時の顔とか。

☆太田真一、どこだか忘れたけどものすごく可愛い顔をした一瞬があった。ほんっとーに、ものすごく可愛かった。ただしその瞬間が終わるといつもの太田であった。

★内林のワイシャツが白かったのはいいと思うが、ああアガってしまっては……。

★ヤマコウ。面白いことを言おうとするがハズす。あれはハズれている、ということを周囲ははきちんと教えるべきではないか。いや、でも、サービス精神にあふれてる、ということで不問に付すべきなのか……。

★金古はどうしてああ目立たないか。

★シゲさんは、仕切るのはまだ荷が重い。紙に書いてある問題をああシドロモドロに読んではマズイだろう。

まだなんかあったかもしんないけど、とにかくこんな感想がずるずると湧いて出てくるような番組でした。これの収録はちょうど広島記念の前節のあたりだったそうで、お陰で三宅伸は出ないで済んだわけで、幸いだったかもしれません。あのような、ツッコミどころ満載の番組に出てしまっては、三宅伸など一瞬にしてボロボロにされてしまうでしょう。それを見てみたいような気もしないではないですが。

ああ来年も楽しみだ『競輪クイズグランプリ』。来年はなんとか応募して出場にもちこむぞ! でもあんな問題わかるかい。もーちょっと、一般教養問題を競輪選手に解かせるというような、スリリングな展開を期待したいものだ。

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