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◆1997年5月にWindows用18禁ゲームとして発売されたTo Heart(c)Leaf。そこに登場するヒロインの一人松原葵のシナリオにおいて、葵が憧れている人物役として登場するといういわゆる「脇役」が、紆余曲折を経て恐ろしいほどパワフルでエネルギッシュな超陽性キャラクターとして一躍脚光を浴びることになったのが、この来栖川綾香です。特にプレイヤーキャラたる「藤田浩之」と絡ませた時の破壊力は、本来のヒロイン達すら寄せ付けないほど圧倒的で、まさにダブルマジンガー状態。真のヒロイン神岸あかりを支持するグループとの間で壮絶な論争を繰り広げたのは記憶に新しいところです。
◆製作サイドとファン双方が、等しい熱量で愛したエロゲーキャラの白眉。そのスーパーぶりはガレージキット市場においても遺憾なく発揮されました。1999年9月16日に組立キットが発売。一時入手困難という事態をも引き起こしました。現在は絶版になっていますが、その翌年に発売されたコールドキャスト製塗装済完成品の方は、2003年12月現在もコトブキヤのオフィシャルホームページで入手可能という超ロングセールスを続けています。その姿はまさに”コトブキヤの孝行娘”と呼んでも過言ではないでしょう。原型師・前田智樹とのカップリングで生み出された本キット。発売後4年を経過しても色あせない、非常に完成度の高いモケーです。すでに手にしている方はご承知と思いますが、このモケーは作る前からスーパーです。パーツ状態の「塗装を考慮に入れた分割センスのよさ」が醸し出す絶妙な組み立てやすさに加えて個々の造形もシャープで量感あふれています。とくれば、作らない理由はありません。
◆キャラクターのポテンシャルの高さと微妙なマニアック加減、ぜひカタチにしたいという原型師の熱意と愛の深さ、それを支えるファンの支持。理想的なガレージキットの有り様を示した「1/8来栖川綾香」。再生産を切に願ってやみません。
◆しばらく店頭から姿を消していた「塗装済完成品・来栖川綾香」ですが、2005年3月に安価なPVC完成品として再登場するようです。足かけ6年という商品寿命はこの手の商品としては希有であり、食玩前夜のガレージキットがいかに高品質であったかを静かに物語っています。
◆「私服の保科智子」に遅れること一ヶ月。ようやく「予約のみで完売」の文字が。いいんちょ人気も根強いからねぇ。
(引用始め)勝気な微笑みと共に軽くガッツポーズをとる、ベストプロポーションの綾香さまをあなたの手にぜひ!(引用終わり)
◆「To Heart」の名を継ぐもの、「To Heart2」の恩恵か、2005年後半期にレジンキャストキット版も限定再生産がかかったようです。(現在は品切れ)大量生産には向かないはずのレジンキャストキットで、インジェクションキット並に再生産がかけられるとは驚きです。どんな「コトブキヤ・マジック」を使っているのでしょうか?
#スーパーお嬢にふさわしいスーパーな不死鳥ぶりに滂沱の涙。
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