旅 行
古都アメルスフォールト
骨董の街ハーレム
アラビアンナイト
太陽の沈む国マラケッシュ
アムステルケルクに
ひとめぼれ
ベルエポックなパリの夜
海辺の町へ
北欧の森へ
ヘルシンキ散歩日和
ブリュッセルの街中で

mailto:at_miyuu@mac.com



     古都 アメルスフォールト 22,November,2009 


車の運転がにがてな彼が、

まいにち往復2時間かけて出かけていく先。


今日はいつもの走りなれた道を通って、

教会を中心とした古都の街でもある

アメルスフォールトにあそびにやってきました。



街の中は車が入れないので、

手前でとめて、歩いていかなければなりません。


こんなことからも、

昔からのふるい街並みを大切にのこして、

守っていることがよくわかります。



聖母の塔はオランダで最もたかい

中世の教会の塔のひとつで、高さが98mあるそうです。


赤レンガの壁だけの家が建っている

ムールハイゼン通り。


そのまま進んでいくと、

舗道の両側に洋服や雑貨のお店、

レストランがならぶショッピング街になります。



たくさんの人でにぎわう表通りをあとにして

ほそい路地をぬけると、エーム川沿いの

しずかな小道にでました。


むかしの面影が残る眼鏡橋や

赤レンガのかわいい家を見ながら歩いていくと

ちいさな美術館があり、中に入ってみることに・・・。


こんなときはふらっと入って、なんども楽しめる

ミュージアムチケットが活躍します。



ゆっくり絵をみたあと、のぞいてみた

ミュージアムショップで私のすきなシャガールの

青い花嫁のカードをみつけました。


きょうのおみやげはそれで決まり。


家にかえってから、

きれいな額にいれて飾りましょう。




      骨董の街 ハーレム 3,November,2009 



小さな骨董品屋が並ぶ、ハーレムの街。


中世のたたずまいを今に残したような古い街並みは、

15世紀に建てられたゴシック建築の教会を中心に

マルクス広場があります。



ここは、ディジーという映画のロケ地に選ばれました。


広場で似顔絵を描くヒロインの女性は、画家の卵。

骨董屋を営む祖父のお店でアルバイトをしています。

ストーリーはそこから始まって、

あとは、見てのお楽しみ。



主人公が乗っていた自転車や、雨やどりしていた店先。

そんな映画の一場面を思い出しながら、

骨董品や雑貨が並ぶショウウインドウを

ゆっくりと眺めて歩くのはとても楽しかったです。


マルクス広場は赤いレンガの石畳。

そのまわりにはカフェが並び、たくさんの人で賑わっていました。



雰囲気のある美しい骨董の街、ハーレム。


路地をまがったら、

自転車に乗ったヒロインに会えそうです。




      アラビアンナイト 5,October,2009 



天井に映し出されたアイアンランプの影。


美しい明かりが灯る長い回廊。


廊下の先の扉を開けると、

アラビアンナイトのお伽の国が待っていそうです。




遠く椰子の木のシルエットの向こうに

浮かぶ高いモスクの塔。


異国の夜。


花の香りがしています。


どこからか流れてくる音楽。


星空がひろがるプールサイドで

久しぶりにダンスを踊りました。



蒼い月にかけた願い事は、

出会ったころの二人のままで・・・。


アラビアンナイト。


夜の魔法にかかっています。





    太陽の沈む国 マラケッシュ 30,September,2009 



建物の中に一歩入れば、

中庭には噴水があって、水が流れる音がしてきます。

レモンやオリーブの木々が作る涼しい緑の木陰。




ここは、砂漠の入り口のオアシス。

太陽の沈む国、モロッコ。


すぐ近くに、広大な赤い大地が広がっていることを

忘れてしまいそうな マラケッシュにきています。



異国情緒あふれる長い回廊。

綺麗な細かい模様が浮き出た鉄柵。

ブーゲンビリアの花咲くプールサイド、椰子の木の影。

魔よけの意味があるという、手の形をした細工物。



オリーブの木の下のテーブルで、

ハーブの香りのする魚とおいしいフランスパンにワインで

遅めの昼食が始まりました。


テーブルの上には、赤いバラが一輪。

足元には、いつになれば魚の頭をくれるの? と言いたげに

小さな猫が数匹、さっきから小首をかしげてこちらを見上げています。



旧市街メディナは、

周りを城壁で囲まれた、赤いレンガの建物が美しい街でした。



細い路地が、迷路のように走っている街並みは、

7世紀に造られた当初のまま残っていて、散歩していると、

中世の時代に迷い込んだような不思議な感じがしてきます。



メディナの中心となっているフナ広場は、日暮れ時になると

たくさんの屋台が軒を連ね、大道芸人があちこちで芸を披露して、

そのにぎやかさは、まるで日本の縁日のよう。

時折、あふれるばかりの人の間を縫うように、

荷物を運ぶロバが通り過ぎていきます。



広場をぬけると、もうそこはスーク(市場)街。

モロッコ中から買い物に人が集まって来るこの場所は、

陶器、カーペット、皮製品など

様々な専門店がひしめき合っています。


にぎやかな客引きの声。

どこからか聴こえてくる、異国の音楽。

きれいな黒い瞳だけだして、黒布で全身を包む女の人。



色々なものが混じり合って、喧騒の世界を作り上げている

マラケッシュは、赤い街と言われているそうです。




     アムステルケルクにひとめぼれ 13,September,2009 



おはなしのなかに出てくるような、古い教会を中心に、

赤いレンガのかわいらしい町並みが続く、

どこか懐かしい感じの風景。

教会の手前にある

ハネ橋が上がると、船が下を通って行きます。


はじめて行ったときに、ひとめで大好きになりました。

それ以来、ずっと片想いを続けている美しいお隣の町、

アムステルケルクは、家から自転車で15分位の所にあります。



ひとやすみに入ったBarでゆっくりしていると、

私たちの目の前に、頼んだ覚えのないビールが運ばれてきました。

マスターがウインクして示した先には、

「こっちにおいでよ」と、手招きをするにこやかな笑顔。


「小さい頃から、ずっとここに住んでいるから、みんな知りあいなんだ」

と、いうご夫婦からのうれしいお誘いでした。

地元のお友達も一緒にテーブルを囲んで、ビールを飲みながら話が弾みます。


楽しい時間は、あっという間にすぎて、

私はすっかりアムステルケルクの町のファンになっていました。



街中を抜けると、

すぐ見えて来るのは、オールドケルクの看板。


運河沿いの道の横には、大きな空とみどりの牧草地が広がっています。

風に吹かれてのんびりと草を食む、

牛や羊をまじかで見ながらのサイクリングはとても気持ちいいです。


ひとめぼれの町、アムステルク。

私の恋はずっと続いています。




     ベルエポックなパリの夜 17,August,2009 


フランス語で「赤い風車」という意味のムーラン・ルージュ。

私の好きなロートレックのポスターに描かれている踊り子たちの姿。

あこがれていた夜のパリのまんなか。

時間がゆっくりと流れはじめました。



ムーラン・ルージュは、19世紀に彼が描いた絵の世界そのまま、

ノスタルジックな雰囲気を残しています。


前にみたニコール・キッドマンの映画のように、

歌と踊りの華やかなショーが続き、その間に寸劇や大道芸も加わります。

そして最後は本場のフレンチカンカン。


ロートレックは、

スケッチブックを片手に毎晩ここに通いつめて、

お酒をのみながら、踊り子たちをモデルに絵を描いていたそうです。



ふたむかしまえ、パリではじめて飲んだアブサンは、

薄く緑色を帯びたきれいな色が印象的でしたが、

水をいれた瞬間に白濁したお酒をひとくち飲んで、その独特な強い香りと味にびっくり。


「一度好きになると手放せない」と、いわれているそうですが、

私もいつのまにかその一人になっていました。


私がよくするのは、アブサンのビール割り。

暑い夏にぴったりの味と香りを楽しめて気にいっています。


そして、たぶん、ロートレックがここでよく飲んでいたのも、きっと、アブサン。

1890年代にタイムスリップしたような時間のなかで、そんなことを想っていました。



あかい風車が夜空を焦がすムーラン・ルージュ。

シャンパンのグラスを傾けて、

ベルエポックなパリの夜が更けていきます。




海辺の町へ 14,August,2009 



刈り取った後のわらでできた

大きなまるいオブジェのような塊があちこちに点在しています。


「そのまんま美術館に展示したら面白い空間になりそう。

タイトルは何かな? フランスの田舎? そのまんまだねぇ・・・」

なんて、ブツブツ言いながら、ひとり喜んでいる私。


そんな車窓の風景を楽しみながら、オランダからベルギーをぬけ、

フランスのノルマンディーにいる友達の所へ遊びに来ました。



ここへ来たのは9年ぶり。

かわらない海と友達の笑顔が迎えてくれます。


小高い丘の上にある

赤いレンガでできた可愛らしいお家が、彼らの MY HOME。


庭にあるテーブルにクロスをかけて、

カモメの声をBGMに楽しい食事が始まりました。


ゆっくりと流れていく時間。

むかし話に色とりどりの花が咲きます。



いくつになっても、長い間ずっと会ってなくても、

顔を逢わせれば話がはずむ、友達はかけがえのない宝物。

もういちど、この旅が教えてくれました。





北欧の森へ 21,June,2009 


フィンランドらしい森と湖を見渡せる美しい公園、アウランコに着きました。

ヘルシンキから、電車と車で1時間程の所です。


木の妖精がどこかにいそうな、ムーミンの世界そのままの風景が広がります。

北欧の森では、枝が下を向いて地面に着くくらい垂れさがっている

針葉樹の木をたくさん見かけました。



以前、絵を習っていたときに「どうしてあなたは木の絵ばかり描くの?」と、

先生に聞かれた事があります。その時は上手く答えられなかったのですが、

私は、小さい時から木に登ったり木のそばでよく遊んでいて、

森の中をひとりで歩くのも平気でした。

その頃からたぶんずっと、木や森が好きだったんだと、今になって思います。


東山魁夷画伯の「二つの月」という絵を知ったのは、高校生のときです。

針葉樹の森と夜空と湖に浮かぶ二つの月。大好きな一枚です。

フィンランド行きが決まった時に、画伯もこの地を訪れていて

北欧の森と湖を描いている事を知り、とても嬉しかったです。


もしかしたら、あの絵の風景に出会えるかもしれません。



小雨降る中、森の奥にある高い塔に登ります。

そこから見た薄い霧のベールをまとった湖と北欧の森・・・。


忘れられない私の大好きな場所になりました。

この旅で、一番嬉しかったことです。





    ヘルシンキ散歩日和 20,June,2009 


北欧フィンランドに来ています。

天気予報では雨になっていましたが、今日のヘルシンキはとてもいいお天気。



そこで、宿泊したホテルから自転車を借りて町の中を散歩する事にしました。

初めてフットブレーキの自転車に乗りましたが、慣れてくると面白いです。



道草が目的の散歩なので、気に入った場所で自転車をとめてはひと休み。

ステキなウインドウをみつけては、写真を撮ったり・・・。



港を走っていると、北欧の風を感じて気持ちがいいです。

海を見ながら、ひと休みしていると、風の中にいい匂いがします。

辺りを探して見ると、道沿いに、白いバラがたくさん花を咲かせていました。






     ブリュッセルの街中で・・・ 30,May,2009 



家から車で2時間半。お隣の国ベルギーに着きます。

ブリュッセルでジャズフェスが開かれると聞いて、出かけてきました。

この期間中、街中のあちこちでジャズの生演奏が無料で楽しめます。


グランプレス広場の真ん中、ベルギービールを片手にたくさんの人が

夏の訪れを待っていたかのように、お日様の下でジャズの演奏を楽しんでいました。



でも、私の旅の目的は、もうひとつありました。それは、

ヨーロッパの古い街並みに溶け込んでいるアール・ヌーボーの美しいデザインの物を探すこと。

公開されている“オルタの家” もステキでしたが、私にとって気になる物は

今も使われている街中の家々のドアノブや窓の取っ手、窓枠の飾りなどです。

きれいなカーブを描いている物や、細かい細工物などを見つけてはわくわくしていました。



さて、お腹がすいてくるとおいしい物が食べたくなります。

旅のもうひとつ別の楽しみですね。私はムール貝が大好き。

おいしいムール貝が食べたかったら、

ブリュッセルの食い倒れ横丁(?)にある「シェ レオン」のお店がお勧めです。



お天気に恵まれた初ヨーロッパ小旅行でしたが、

次は何処の国へ行くのでしょう? 楽しみです。




ページトップへ
ホームページへ
Copyright(c)2009Atelier Miyuu.Allright resreved.