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七夕の願い事  6,July,2009 


記念日や季節ごとのイベントが大好きです。

7月になると笹を用意して、子供たちが小さかった頃は一緒に、

大きくなってからは強制的(?)に、

短冊に願い事を書いて、七夕飾りを作って楽しんできました。


私の生まれ育った仙台の七夕は、

東北の三大夏祭りのひとつで、毎年たくさんの人でにぎわいます。

子供の頃からこのお祭りが楽しみで、家族皆でよくでかけました。



覚えているのは、人ごみの中、祖父の肩車の上で見上げた七夕飾りの綺麗だった事。

さわって遊んだ吹き流しの、柔らかい和紙の感触や、

風が吹くたびにさやさやと聞こえてくる、和紙のすれあう涼やかな音。


一年に一度、織姫やひこ星に願いをかける星まつりですが、

オランダの家でも窓辺のグリーンに少しだけ手を加えて、七夕の気分を味わっています。



願う事はいつも同じ。

家族皆が健康で、無事にこの一年が過ごせますように・・・。


小さな赤い短冊が風にゆれ、明日は七夕です。






夏の光と影ぼうし 3,July,2009 


写真を撮る機会が増えてくると、

影が上手く撮れた時は、画像が生き生きとしてくるようで、

好きな感じの写真になる事が多いとわかってきました。



昔読んだ絵本の中では、ピーターパンが

ウェンディに影を縫いつけてもらっています。


幼稚園で働いていた時は、子供達とよく影ふみごっこをして遊びました。



窓にかけてある白いブラインドから外の光が入ると、天井に

ストライプのパッチワークの様な面白い影ができあがります。



散歩の途中で出会った、

キャンパスにそのまま写し取りたいような、繊細な木の葉の影。


ヘルシンキで見た、テンペリアウキオ教会の、天井から差し込む光の影。



夏の夕方、地面に映った長い影ぼうしは、

子供の頃の楽しかった夏休みを思い出させてくれます。





黄色いベレー帽 30,June,2009 


小学生のころからベレー帽をかぶっていた私は、帽子が大好きです。


つばの広い夏の麦わら帽子から、ベレー帽、冬のフェルト帽にいたるまで、

お気に入りがたくさんあります。



毎年、誕生日やクリスマスごとに、ひとつずつ増えていった思い出の帽子。

帽子の箱の数も増え続け、おひっこしを機会にだいぶ整理したのですが、

それでも、15箱位は大事に梱包されて海を渡ってきました。


オランダに送られてきたあまりの荷物の多さに、

「これからは、もうこれ以上荷物を増やさないで生活しよう」と

決心した事は、3ヶ月もったでしょうか。



ヨーロッパの街角で、

ショーウインドウに飾られているステキな帽子の数々。


ブリュッセルの帽子屋さんのウィンドウで見つけた

黄色いベレー帽を手にした時は「もうこれは出会い物!」と、

持って帰らずにはいられませんでした。



ただいま、可愛いおばーちゃんをめざして、

鏡の前で黄色い帽子をあれこれ被って研究中。


小さなお気に入りは、これからも増え続けそうです。





霞色の空に、三日月 26,June,2009 


すこし紫がかった霞色の空に、細い三日月が見えます。

オランダの今の時刻はpm10:30。やっとそろそろ暗くなり始める頃です。



ヨーロッパは今、夏の真っ盛りで過ごしやすい日が続いています。

“ジューンブライドの花嫁は幸せになる”と結婚式を挙げる人が多い6月ですが、

日本では雨の多い季節です。どうして6月なのかなと思っていましたが、

こちらに来て、初めてその意味がよく分かりました。



一日の間に四季がある、と言われているオランダです。


朝は春、お日様が登るにつれて次第に気温が上がり、初夏になって午後は夏、

夕方から(といっても、今の季節は10時すぎですが…)は、秋のように涼しく、夜は冬。


今は真夏なので、夜でも長袖をはおるくらいですが、

寒がりで暑がりの私は、出かける時はよく、外を歩いている年配の女性の服装を

(半そで姿なら薄着でも大丈夫といった具合に…)参考にしています。



いつも家の前を、グレーの猫を連れて歩いているおばあさんがいます。

猫は勝手に前を歩いて行って、車の下にもぐりこんだりしています。

それを根気強く、猫が出てくるまでそばで待っている

おばあさんと猫の不思議なお散歩の光景ですが、

今度お会いしたら、まずはオランダ語でこんにちはと話しかけてみましょうか?





北欧の森へ  21,June,2009 


フィンランドらしい森と湖を見渡せる美しい公園、アウランコに着きました。

ヘルシンキから、電車と車で1時間程の所です。


木の妖精がどこかにいそうな、ムーミンの世界そのままの風景が広がります。

北欧の森では、枝が下を向いて地面に着くくらい垂れさがっている

針葉樹の木をたくさん見かけました。



以前、絵を習っていたときに「どうしてあなたは木の絵ばかり描くの?」と、

先生に聞かれた事があります。その時は上手く答えられなかったのですが、

私は、小さい時から木に登ったり木のそばでよく遊んでいて、

森の中をひとりで歩くのも平気でした。

その頃からたぶんずっと、木や森が好きだったんだと、今になって思います。


東山魁夷画伯の「二つの月」という絵を知ったのは、高校生のときです。

針葉樹の森と夜空と湖に浮かぶ二つの月。大好きな一枚です。

フィンランド行きが決まった時に、画伯もこの地を訪れていて

北欧の森と湖を描いている事を知り、とても嬉しかったです。


もしかしたら、あの絵の風景に出会えるかもしれません。



小雨降る中、森の奥にある高い塔に登ります。

そこから見た薄い霧のベールをまとった湖と北欧の森・・・。


忘れられない私の大好きな場所になりました。

この旅で、一番嬉しかったことです。







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