突撃!隣の刀箪笥



無銘・花鳥拵 源秀晴・半太刀拵

201 様コメント:



長いのと短いのがあります。
長いのは刀で無銘(よく見ると八月だけわかります)
長さ: 70.2cm 反り: 1.9cm
元幅: 2.70cm 元重ね: 0.53cm
時代: 室町初期だと思います。

以前、武士魂BBSに書き込みました中心の血腐りと思われるサビがあるものです。
ネットオークションで手に入れまして、拵えがなかったので新たに作りました。
目貫は水に鳥(時代物)縁頭は菊花秋草に鳥(時代物)鍔も花に鳥(現代物)鞘は青貝塗りです。


短い方も、ネットオークションで手に入れまして、脇差、銘;源秀晴・於駿府作之(新々刀)、拵え付きです。(半太刀拵え)刃長は46.7cm(1尺5寸4分強)反り1.0cm(3分3厘)目釘穴1個。元巾27.6mm、重ね6.3mm、先巾20.0mm、先重ね5.4mmです。
目貫は金色上げ竜の図、つばは鉄地木瓜形で両櫃穴あり笄穴は埋められています。
鞘は青貝塗りです。
こちらは、白鞘がなかったので 新たに作りました。

:管理人コメント:

 今回は、二回目のご投稿を頂きました、201さんの大小をご紹介させて頂きます。
 201さんは、この大小共に、ネットでのオークションでご購入されたとこの事です。私は残念ながら、ネットオークションでの刀剣購入の経験は御座いませんが、うちのBBSにいらっしゃる方でも、良いご縁をされた方がいらっしゃいます。同じくらい、失敗談も耳に致しますので、翌々注意が必要かとも思いますが、やはり縁なのだと思います。
 大刀の方は、お話では室町初期頃のものだそうで、ご購入先に、中心の錆は「血腐れ」とのご説明を受けたそうです。無銘という事で、最初は中心の様子から、磨上げての無銘と思っておりましたが、年紀の「八月」が見えるとの事ですので、錆の浸食によっての無銘なのでしょうか。磨上げられても、まだ二尺三寸余と、たっぷりと長さが御座いますので、元々は反りのしっかりと入った長刀だったのではないでしょうか。
 この御刀には、新たに御拵を新調されまして、その金具の画題選びに、201さんのセンスの良さが伺えます。鍔は現代物との事ですが、鷹が一羽描かれた画題は、「英雄独立」を意味すると申します。非常に武縁宜しい図ではないでしょうか。鞘も青貝微塵の螺鈿塗が施され、大変凝った仕上がりになっているようです。
 脇差のほうは、銘が「源秀晴」との事ですが、不勉強の為、私はこの刀工を存じません。御刀の写真を拝見致しますと、浅い細湾れの焼刃が、玄人好みを感じさせます。拵は幕末頃の半太刀風が流行した頃につけられたものでしょうか。興味が尽きません。

大 刀
刃渡 反り 元巾 元重
二尺三寸一分六厘
(約 70.2cm)
六分二厘
(約 1.9cm)
八分九厘
(約 2.7cm)
一分七厘
(約 0.53cm)
小 刀
刃渡 反り 元巾 元重
一尺五寸四分一厘
(約 46.7cm)
三分三厘
(約 1.0cm)
九分一厘
(約 2.76cm)
二分
(約 0.63cm)




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