突撃!隣の刀箪笥



肥後脇差拵

johnny 様コメント:



肥後脇差拵(模擬刀)です。

柄は片手打ちしやすいよう通常の拵より菱一つ分、若干短めに
鍔は二本指しの際、邪魔にならぬよう小振りのものに、
(といっても二本差しで稽古するわけではないのですけど、雰囲気ということで(汗)
頭金具は肥後金工で有名な鼻繰形頭(はなぐりがたかしら)形状で唐草模様が彫って
あり、目貫は本歌の写しなのか、干物(新巻鮭?)を鼠が齧っているという
侘びた雰囲気のものがついております。
下緒は大刀用の正絹・紫を泣く泣く切断して(爆)つけました。

特記する点は、それぞれ好き嫌いがあるでしょうが、差し裏を裏表とも短冊
なのですが腹合わせ風にしたところでしょうか・・・・
これは、自分で柄糸を解き、鮫皮を親粒こそないものの、粒の大きい部所に張り替え、
カシュー漆(透)を流し込み、下地調整の後、10mm巾の正絹・紺にて巻き直しに
出しました。
目釘は古くなった竹の柄の洗浄ブラシを、外皮を残して削って作成してあります。

あと模擬刀では珍しく目釘穴が真直ぐに開けてあり差裏からは目釘穴が見えなく
なっております。

:管理人コメント:
 今回は、刀箪笥でも御常連のjohnnyさんの脇差をご投稿頂きました。
 johnnyさんの御刀は、毎回、非常に細部にまで凝られた物ばかりで、御覧頂いている皆さんにも非常に評判が宜しいのですが、今回も細部までこだわられた非常に美しい脇差拵です。乾物鮭の目貫、唐草彫りの入った鼻繰型の頭と縁、鍔は良い色が付いた素銅地の小鍔、ハバキも庄内風、下緒は正絹の龍虎組と、どこを取っても感心する出来です。
 梅雨の鬱陶しい季節、雪駄を履くのも億劫になります。そんな時、着流しにこの脇差を帯び、縁側に立って雨打つ梅の実を眺める。そんな姿を想像させてしまう程、侘びた雰囲気を持つ上品な拵だと思います。
全長 刃長 反り 鞘を払った重量
二尺四分六厘
約 62.0cm
一尺三寸六分八厘
(約 42.0cm)
三分三厘
約 1.0cm
-
柄部長さ 鞘長さ 元巾 元重ね
五寸二分八厘
約 16.0cm
一尺四寸八分五厘
約 45.0cm
八分九厘
約 2.7cm
一分六厘
約 0.5cm

刀身材質

硬質合金

本鮫短冊腹合わせ風
紺正絹捻巻柄

若狭塗鞘

銅製堅丸形鍔




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