突撃!隣の刀箪笥



胴太貫・千段鞘
のぶにい 様コメント:

「身幅広く、刃も厚い、馬の骨をも断ち切る斬馬刀。」

 御存知、子連れ狼“拝一刀”の差料です。
拵えは北大路欣也氏が使用しているものを“イメージ”して製作されています。「柄頭」と「千段鞘」が特徴的で「鍔」も劇中にかなり近いデザインとなっています。はずかしながら私自身は「子連れ狼」を見たのが、今回の作品がまったく最初で、“胴太貫”という刀も、はじめて知りました。
(今では、すっかりハマってしまいましたが(;^_^A)
時代劇でよく見る“鎬刀身”模造刀の世界では“樋入り”が多いせいか、この胴太貫は身幅も厚く、重量もあり迫力があります。「ダーティー・ハリー」が“44マグナム”を使用するように「子連れ狼」に“胴太貫”は、正にベストな設定ですね

〜追記〜
時代劇で下げ緒は模造刀に多い「浪人結び」でなく、「蝶結び」を使用する事が多いのですが、その結び方が良く分からず、為蔵さんにご教授いただき、習得しました(*^^*)
御刀において下げ緒は装飾の中で、色、長さ、結び方等、重要な位置にあると改めて感じました。

また鍔は現在、画像のものに変更してあり、劇中と同型になっています。この鍔は北大路版「子連れ狼」の他に「三匹が斬る!」殿様こと高橋英樹氏の長尺刀“堀川国広”にも使用されていました。
:管理人コメント:
 今回は、のぶにいさんの新しい愛刀「胴太貫・千段鞘」をご投稿頂きました。
 こちらの御刀は、現存する「同田貫」ではなく、劇画「子連れ狼」中に登場いたします「胴太貫」と表記する所に、何か夢に対する期待感が込められているように思います。劇画中で主人公の拝一刀は、この御刀を使用して石地蔵や船のマストなど、「何でも御座れ」で斬り裂いてしまいます。
 のぶにいさんも仰るように、この胴太貫には、「物語の小道具」以上の魅力を発揮して止まない、まさに「夢の一振」と言っても過言ではない迫力を醸し出しております。
 御刀を拝見しましても、その造込みは「豪快」の一言に尽きると思います。そして豪壮な中にも、凛とした美しさのある拵が、物語に一層の華を添えてくれるような、そんな感じが致します。
全長 刃長 反り 鞘を払った重量
三尺七寸二分九厘
約113.0cm
二尺五寸
(約76.0cm)
- 約1140g
柄部長さ 鞘長さ 元巾 元重ね
十寸六厘
( 約30.5cm)
二尺五寸八厘
( 約76.0cm)
一寸一分二厘
( 約3.4cm)
-

刀身材質

硬質特殊合金

木製 本鮫皮巻
純綿黒 一貫巻柄

-

-




(戻る)