
| 無銘 黒太刀拵 | ||||||||||||||||||||||||
| :辰之進
様コメント:
この太刀は、3年前の春に雨ふる中、駐禁も恐れずに二条城のお堀端に車を止め、小走りで駆け込んだ刀屋さんで見つけた太刀です。(もちろん模擬刀です。) 当時、インターネットや京都市内の刀屋さんで販売していた太刀は、宝剣と間違うような、実にきらびやかな太刀ばかりで私の趣味に合う太刀が全然ありませんでした。 当時の私は、戦国時代より少し前の応仁の乱後半の国人衆(もちろん山城の)になりきっておりましたので在郷の国人衆がそのようなハデな太刀を持っているはずがなく、地味でシックでしかも強そうな太刀を探しておりました。 で、この太刀を見つけた瞬間に衝動的に買ってしまいました。 横にある短刀の鞘が赤いのは、いくら国人衆と言えどもさすがに都に近い土地柄、先祖が荘園主の貴族にいただいた家宝の短刀という設定(こじつけ)です。(笑) 3枚目の写真は、これも先祖が荘園主だった貴族に褒美に貰った砂金を一緒にパチリです。先祖はこの貴族にかなり可愛がられたようです。(もちろん全部ウソ) これらの刀を購入以来毎晩当然のごとく私の布団の横でこの刀たちは寝ております。そして、何か物音がするたびにこの太刀を引き寄せ、座って聞き耳を立てる一人芝居をしております。(アホでしょ!) スペックは、太刀が全長106センチくらい、刃長74センチくらいです。短刀はおそらく6寸だと思います。 |
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| :管理人コメント:
今回は刀箪笥初の太刀拵の登場です。持ち主は京都にお住いの辰之進さんから御投稿頂きました。 辰之進さんは非常にコダワリのあるお方で、尚かつ、江戸時代の小道具に非常に精通しておられます。また、演出を非常に楽しむお方で、上記のコメントからも、如何にその雰囲気を楽しんでおられるかが、お分かり頂けるかと思います。 今回の拵も、太刀拵の模擬刀には珍しく、漆黒を基調とした質素な拵です。このような拵は余り目にする事が有りませんので、非常に貴重ではないでしょうか。隣の担当も小脇差とも呼べる拵で、実際の使い勝手も良さそうです。私も短めの差し添えが好きですので、こういう拵は個人的に好みです。 それにしても、「物音がする度に太刀を引き寄せ・・云々」のお気持ちは、非常に良く分かります。私も許されるなら、天井を刀で突き立てて、「ふんっ、ねずみが逃げおったわ」などと言ってみたいです(笑) 隣の「砂金袋」も粋ですね。こういう小物を効果的にお使いになる処など、辰之進さんのセンスの良さを存分に感じられると思います。 |
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