|
去る平成十六年五月吉日、武士会の虎徹さんがご帰国された事を記念致しまして、鎌倉にて集まりが催されました。
当日は、台風の影響で天候が心配されましたが、予報によりますと雨の心配は無しとの事で、我々は安心しきっておりました・・・
また、今回使わせて頂いたお写真は、虎徹さん、まさき♪さん、それぞれから頂いた物を使用しております。両氏には、この場を借りてお礼申し上げます。
今回の参加者(順不同、敬称略)
虎徹、抹茶ン、まさき♪、嘉助、為蔵、以上五名
鎌倉到着、八幡様参詣!
私は当日、六時半頃自宅を出で現地には九時少し前に到着。現地には既に、抹茶ンが到着されており、折りからの小雨まじりの天候で、当日は五月とは思えない肌寒い朝であった。
私が到着してまもなく、嘉助さんより連絡が入り、現地に到着との事。江ノ電券売機近くのタクシー乗り場にて待ち合わせをし、三人集った処で、残りの方々が到着まで、鶴岡八幡宮※を参詣する事に。八幡様の境内では、まだ朝が早いせいか人も少なく、寺社の方が清掃をなさる。我々は適当な椅子に腰を掛け、まず、持ち寄った模擬刀などを披露しあい談笑。その後、虎徹さんから連絡があり、駅に到着との事。我々も駅に引き返す。
※鶴岡八幡宮 治承四年(1180年)に由比郷、現在の材木座にあった八幡宮を源頼朝が現在の場所に移し、以来、鎌倉の象徴として親しまれる。現在の社殿は、江戸時代に再建されたもの。
一同集結、いざ、高徳院へ!
駅に到着後、指定通り小町通入り口の鳥居前にて待ち合わせ。我々の着物姿を見、虎徹さんから我々を発見。皆初の顔合わせであった為、軽く挨拶をしているところ、まさき♪さんより連絡が入り、ここに一同集結。早速に高徳院※前の「山○堂」さんを目指し出発。江ノ電より長谷に到着後、高徳院を目指して行軍す。
 |
| 高徳寺まで行軍之図。ちなみに、後ろの菅笠は、京都の「伏見屋勘兵衛」さんから頂いた物です。 |
到着一歩手前にて、私の余計な一言から道を外す。後、いたずらに半里程(約二km)無駄に歩く・・・
紆余曲折を得て、なんとか目的地に到着。皆それぞれ、店内の品々を物色す。余りに多い武具群に唖然としながらも、和洋取り揃えた武具に心奪われる。
後に高徳院にて大仏を参詣。着物の為か、外国の方々から写真をせがまれる事も。
 |
|
大仏前にて記念撮影 |
一通りの用事を済まし、再び鎌倉駅に向かう。
※高徳院 鎌倉大仏を御本尊とする浄土宗寺院。大仏自体は建長四年(1252年)頃から造り始められ、完成時期は不明。当時は大仏殿が存在したが、十五世紀の大津波により倒壊。その際も大仏は無事で、以後五百年風雪に耐え現在に至る。現在は地金のままだが、建立当時は全身に金箔が貼られていたという。
決死の行軍、源氏山の死闘!
鎌倉到着後、帯刀をしても差し支えの無さそうな場所を探す為、源氏山※を目指す。途中から雲行きが怪しくなり、いよいよ雨が降り出す。構わず行軍するも、道に少々迷い、山を一つ越え、ようやく源氏山入り口を発見。途中、近在の方に道を尋ねるも「直ぐ近くですよ」との事。改めて、地元民の「近く」を痛感す・・・。
山道を歩く事一刻、一段と道は険しく、皆、雪駄、下駄の類を履く為、進行ままならず、雨によってぬかるんだ道は、いよいよ険しい。
 |
|
山中行軍之図 |
更に山道を進み、とうとう広々とした広場を発見。皆それぞれ佩刀を刀袋から出し、待ってましたと帯刀をす。さあさあ斬り合えとばかりに、順繰りに抜刀をし、対峙す。
※源氏山 前九年の役の際、源義家がこの山頂に白旗を立て。勝利祈願をした地と伝えられる。白旗は源氏の象徴。現在は源頼朝の鎌倉入り八百年を記念して造られた頼朝像のある源氏山公園を中心に名所が点在したハイキングコースとなる。
為蔵、奮戦虚しく自刃す!(うそ)
皆それぞれ対峙し、まず嘉助さんに仕掛けるも、数合打ち合って、これは敵わぬと引くと、今度は目の前に抹茶ンが。逃げられぬと覚悟を決め、数合打ち合う。互いに上段に構え、打ち合うと、為蔵の切っ先は見事に外され、抹茶ン、為蔵の右親指を切断。「はや、もう敵わじ」と、抹茶ンに介錯を願い、その場にて腹を切る。
辞世の句
「梅雨空の 霞に浮かぶ 源氏山 我の思いも 露と消ゆ」
享年二十才(相当サバよんでます・・・)。
 |
| 手練れ嘉助さんの刃を何とか逃れると、剣豪抹茶ンが・・・ |
 |
| 剣豪抹茶ンを前に、何とか切り抜けようと奮戦! |
 |
| 互いに上段で対峙。この後、抹茶ンの一刀が、為蔵の利き手を切断。 |
 |
| 「利き手を使えぬでは、もはやこれまで・・・」抹茶ン情けの介錯で、哀れ為蔵、源氏山の露と消える。 |
その後・・・
時代日記風に書きますのも疲れましたので、ここからは普通に・・・(笑)
源氏山にて皆さんで楽しくチャンバラをしました後は、下山後、北鎌倉経由で大船へ。そこで皆さんと楽しく、一献を酌み交わしました。ここではお互い刀剣に関する事、剣術の話等々、非常に盛り上がり、あっと言う間に時が過ぎてしまいました。主賓の虎徹さんから、アメリカの素敵なお土産を頂き、しばらくして未成年の嘉助さんが帰宅され、その後も飲んべえ軍団四人は、皆呑む食う(笑)
そろそろ時間も迫ったと言う事で、居酒屋を出、駅にて解散となりました。
 |
|
居酒屋での一コマ。嘉助さん以外、結構入ってます(笑) |
 |
|
居酒屋出口にて、最後の撮影 |
私は今回、皆さんと初めてお会いしたのですが、実に皆さん気さくで良い方ばかりで、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。
改めて、ご一緒頂きました皆様、有り難う御座いました!
|