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気分が(突然のことで)。かなり。
窓を閉めてないけど、(何が起きたのか)だったらどうしよう。
テレビがあるんだ。切ってない。雨水でショートしたら(分からない)になるよ。
リモコンばかり(体を包み)すぎる。
誰か(感覚を麻痺させ)てくれないかなあ。
このアスファルトは少し(意識を先走らせる)。
このまま(これ)がやってきて、頭を轢かれたら、パンっと弾けちゃうかな。
とか思ってる今この瞬間に弾けちゃうかな。(ずっと昔からよく知っている)のタイヤで。
大丈夫。(味)もいいし(におい)もいい。人がいっぱい集まって、いろんな(目玉)。
猫、猫、黒い。
黒、黒、猫い。
靴はどうした。
裸足じゃマズイ。
本当のことを言えば事故じゃなくて自殺なのかも。
不思議な音楽が聞こえるけど、(映らないもの)かもしれない。
そして、ちょっと(懐かしい)。
その香りは、独特で、言ってみれば(浮遊感)だ。
裸足で当然。
靴を履いてるわけがない。
だって、毒になる。
溺れる。
肺は魚の浮き袋。
吸い込むのは、空気ではなく水。
「時間が来た」
そう言って、俺を池から引き上げた奴には目玉がなかった。
顔に二つ、穴が空いているだけだ。
「悪い雨。問題は多い。温めれば冷たい。車は上等」
目玉のない顔が俺を見て言う。
「眠り。そして、目覚め」
目玉のない顔が黄色い歯でニッと笑う。
「原因が許せない」
首を振る。
「サイレンがうるさい」
今度は頷く。
それから、黄色い耳栓を二つ、俺の耳に勝手に差し込む。
耳栓から、どんぐりころころの歌を囁く声が聞こえる。
俺は目の前の顔の、二つの穴の奥に小さな人影が蠢くのを見る。
目玉のない顔が口を動かし、首を振る。
俺にはどんぐりころころの歌の囁きしか聞こえない
また口を動かし、同じように首を振る。
耳栓の俺に、目玉のない顔の声は聞こえない。
「ところで、あなたの肺には首まで水が溜まってるのよ」
そうだ。俺はさっきから息をしていない。
「時間の問題を解決しなさい」
女の手が俺に石ころを一つ手渡す。
俺は、だるい腕で、石ころを、なんとか、池に、投げ入れる。
石ころは、一旦水面にペタンと貼り付いてから、ゆっくりずぶずぶと沈み始める。
「重大なる錯誤!」
突然、目玉のない顔の声が、耳栓をした俺の耳に聞こえた。
「お前の石が水底に届くことは、決してない!」
目玉のない顔はそう言うと、いきなり俺の両肩をきつく掴んだ。
奴の、顔にある二つの穴から水が一気に溢れ出す。
肺に溜まった俺の水だ。
© Annatto Shiquiso
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