(かつてアナトーは言った)
....とまあ、それはさておき。
あの「心を映す水晶玉」、トリックがあるはずなのはわかっていても、そういうことはとりあえずあまり考えないようにしてやってみると、ほんとに当たるんで、こう、ゾワッとするよねえ。あれは、なかなか、気持ち悪くて気持ちいい。まだやってなくて、このゲームのトリックのタネを知らないヒトは、ゾワッとして気持ちいいからやってみればいいのに。
■心を映す水晶■
http://www.geocities.jp/ryu_kashin/flash/psychic.swf
【やり方】
まず二桁の数字を頭に思い浮かべる。(例:23)
次にその数字の一の位と十の位の数字を足す。(例:2+3=5)
最初の二桁の数字から、後で足して出た数字を引く。(例:23ー5)
出てきた答えの数字のシンボルを右側の表から探す。(例:18のシンボル)
シンボルが分かったら、そのシンボルを頭に思い描きながら水晶をクリックする。
■余計なお世話の種明かし■
「やってみたらホントに当たるし、なんだか薄気が味悪いわ。でもなぜ当たるのかしら、ねえ、美香さん?」というセレブな人は以下を読んで下さい。
あら、お姉様それはこういうことですのよ。
二桁の数字10x+yから、
十の位と一の位の数字を足した数(x+y)を引くと、
(10x+y)-(x+y)=10x+y-x-y=10x-1x+1y-1y=9x
で、答えの数字は必ず9の倍数になります。
数字とシンボルのリストの中で、9の倍数になる数字のシンボルを全て同じものにして、そのシンボルを水晶玉の中に映し出す。
と、それだけのものですのよ。
■ついでに■
この水晶玉のゲームの巧い所は、直接(実は9の倍数になってる)数字を当てるのではなく、その数字に付随したシンボルを当ててみせる点と、そのシンボルがゲームをやる度に別のものに換わる点。こうすれば、たとえば俺みたいな疑り深いプレイヤーが前回と同じ数字を選んだとしても、最終的に頭に思い浮かべるシンボルが前回とは別のものになる。なのに、また当たる。それで「おお!」と思ってしまう。けど、同時にこの毎回換わるシンボルという「工夫」がこのゲームのトリックの弱点でもある。同じ数字を選んで決まる別のシンボルを思い浮かべても当たるということは、実は、シンボルは目くらましで、一見、シンボルの番号付けのためのようにふるまっている、その数字の方に意味があるんだな、何らかの法則性があるんだな、と気付かれてしまうからだ。まあそりゃそうで、どう見たって、これは数学パズルをアレンジしたものなんだから、そんなの最初から分かれよと、あとで自分でも思ったんだけど、最初の2回は「おお!なんでや?」と思ってしまって、3回目でやっと気が付いた。しかし、こういうトリック考え付く奴って頭いいよなあ。俺、手品師とか尊敬してるもん。
(ヴェクサシオン:2006年以前)