過去ログ

2009年4月
信州。とりわけここ東部地域は経済の落ち込みが激しい。製造業では週休3日、4日は珍しくもなく、中には週休5日という企業もある
 このままこの地域は廃墟と化してゆくのではないかという、恐怖心すら覚える。
 首都圏に暮らすひとには多分想像もできないだろう。
 観光庁が「
休みを増やすことで12兆円の経済効果がある」と主張しているが、バカじゃなかろかと地方の人間は皆そう思っている。これ以上休みが増えることなど、恐怖以外の何ものでもない。それに収入が激減している状況で、休みが増えたとしてもいったい誰がカネを使うというのだろう。日本の役人の知能レベルはサルなみだ(サルに失礼か?)。

拙著「憂鬱な国・ニッポン」で、今の世界の経済危機を予想したのは10年ほど前のことだ。成るべくしてなった結果だが、これが自由主義の必然であることを多くの人が理解しない。いや知ろうとしない。特に日本人はおとなしいままであるだろうことも予想していた通り。
 あなたはとても良く躾けられているのです。教育されていることを美徳としています。だから「革命を起こす」ことより「死」を選んでしまうのです。
死ぬ間際まで、自民党や公明党、民主党に投票し続けるでしょう。こんな社会にした張本人たちに献金すらし続けるかもしれない。
 これも「日本人の性」として諦めるしかないのでしょうか!
(まぁ、投票したくなるような政党がないのも事実だけど)


2009年3月
◆ カルデロン・のり子さん13歳のフィリピン人の女の子。親が不法滞在だったため、家族揃って国外退去を求められていたが、結局のり子さん一人日本に残り、両親はフィリピンに帰国せざるを得ない状態になってしまった。私の友人の弁護士も家族揃っての日本滞在のために奔走したが、彼らの思いは氷の心を持った入管に伝わることはなかった。
 不法滞在は確かにいけない。しかし入管の役人というのはいったい誰のために何を行う人たちなのかという疑問は消えない。国際的に
日本の人権軽視にはかねてより批判がある。それに対して多くの日本人はこう言う。「日本には日本独特の文化伝統がある。外国の干渉は受けない。」と。
 その一方で「日本独特の平和憲法」は「国際協調のために変えましょう」と言う。
このダブルスタンダードをどう理解したらいいのか。この論理の矛盾すら「日本人の特性」として受け入れなくてはならないというのか!
 一方では「法の厳守」を声高に叫び、他方では「国際的政治経済環境のために法を無視しましょう」と言う。
 どんな国、地域にもその地域独特の文化伝統はある。しかし論理の矛盾を正当化する文化をもった国は日本くらいかもしれない。
あー、恥ずかしい!


今ユダヤ国家のイスラエルが暴れている。かつて自分たちが受けた迫害をパレスチナの人々に向けようとしているかのようだ。アメリカがこれを支えている。ノーム・チョムスキー、エマニュエル・トッド・・。私が尊敬する学者たちの多くが偶然にもユダヤ人だ。しかしイスラエルを許すことはできない。

社会主義を正そうとしたゴルバチョフが社会主義の墓堀人になったように、自由主義の復活を目指すオバマが資本主義の墓堀人になる可能性がある。
 私たちはそれを期待しようではないか! いったいこのシステムがどれほど私たちを痛めつけてきたことだろう! こんな社会はもういらない。