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今では新交通システム「レオライナー」の愛称で親しまれている山口線だが、もともとは1950年に開設された多摩湖ホテルとユネスコ駅を結ぶ、「おとぎ列車」と呼ばれた遊戯施設でナローゲージの軽便鉄道であった。
1952年地方鉄道になり西武山口線と改称された。当初は蓄電池機関車の走行だったが、1972年日本の鉄道開業100年を記念して蒸気機関車が入線。保存されていた新潟県頸城鉄道の2号機、73年には岡山県井笠鉄道の1号機を借り入れて走った。1976年2両とも老朽化のため返還され、変わって台湾から2両の蒸気機関車を購入。1984年5月の休止まで活動していた。
機関車は4両ともコッペル製であったが、やはり頸城、井笠のほうがデザイン的にはよかった。また牽いていた客車は井笠鉄道から譲り受けたオープンデッキの木造車で赤の塗装が蒸気機関車ととてもよくあっていた。1980年代前半、都心から1時間ほどで行ける所に軽便鉄道が走っていたなんて今では考えられない
腕木式信号機やタブレット交換などの中、蒸気の牽く赤い列車は軽便鉄道の時代を彷彿とさせていた。
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