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このペ ージではパノラマ撮影には欠かせないパノラマ雲台の自作について書きます。

今回は「OLYMPUS PEN E-P1」専用の自作パノラマ雲台を作成いたしました。
歴代から数えて8台目になります。
 2009年7月3日に発売されました 「OLYMPUS PEN E-P1」を購入した為でした。
このカメラは製品名「マイクロ一眼 OLYMPUS PEN E-P1」と言うだけあって小型、軽量のレンズ交換式一眼レフデジタルカメラです。
光学ファインダーや内蔵フラッシュもありませんが、マイクロフォーサーズの企画で作られている為非常にコンパクトです。
ミラーボックが無いためにボディーの厚みは薄く(35mm)、マイクロフォーサーズ用レンズはとてもコンパクトに出来ています。
OLYMPUS PEN E-P1 の発表会で実機を見てその日に予約を入れたほど性能もさることながら良いデザインだと思っています。
 このカメラの特徴でもある小型で軽量、レンズが交換出来てミラーボックスが無い、おまけに加速度センサーによる2方向(水平及びあおり)の電子水準器も搭載。
これらの仕様は、パノラマ撮影に最適なカメラなのです。
ミラーボックスが無いことでシャッター音も静かで、ミラーの跳ね上げ動作によるぶれがないのが魅力的です。
また、光学ファインダーがありませんが背面の液晶ディスプレーにガイドが出たり電子水準器も表示出来るため手持ちのパノラマ撮影がよりいっそう正確に出来ます。
一つ残念なのはマイクロフォーサーズ用のフィッシュアイレンズが現在はありませんのでフォーサーズ用のレンズをフォーサーズアダプター(MMW-1)を介して装着することになります。
 EP-1 のボディーが軽量小型(335g)なのに比べ、 8mmのフィッシュアイレンズ(ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye)とフォーサーズアダプターを付けた重さは(575g)とけっこう大きくて重たいのです。
しかし、OLYMPUS のフィッシュアイレンズは防塵防滴でレンズ前 2cm までの接写の撮影が出来ますので、新しいジャンルのパノラマ撮影にチャレンジが出来そうです。
 今回の OLYMPUS PEN EP-1 専用パノラマ雲台はボディーの小型軽量とデザインのコンセプトに合わせて同じ小型軽量を目指して自作してみました。
小型軽量には欠かせないパノラマヘッド(分割撮影する為の最重要部品)の自作が出来るかどうかが課題でした。
多くの市販されていますパノラマヘッドが分割撮影が正確に出来るように角度ごとにラッチが着いています。
OLYMPUS PEN EP-1 専用のパノラマヘッドも5通りの分割パターンのラッチを入れることにしました。
 10度/36分割
 18度/20分割
 24度/15分割
 45度/8分割
 60度/6分割
パノラマヘッドの土台になる部品はアルミの素材で直径50mm 厚さ10mmを使用しました。
ラッチは最外周の直径46ミリ上に36個のノッチ、その内側の直径42ミリ上に20個のノッチ、またその内側の直径38ミリ上に15個のノッチ・・・・・
合計85のノッチを同心円上に付けることが最も難しく、素人の私には大変な作業でした。
 ラッチに必要なスプリングが入った、先端がボールペンのようになった径6mm のボルト(スプリングプランジャー)も購入しましたが、ノッチを大きく開け過ぎたためやむなくマンフロットのパノラマヘッドから流用(先端のボールの径が大きく出来ていた)出来ましたので苦労が無駄にならず助かりました。
今後の課題はノッチの深さと大きさになりそうです。

今回で8台目になるパノラマ雲台と言う事もあり制作のポイントも知っていましたのでスムーズに進める事が出来ました。
また、ラッチの部分もしっかりとクリック感も有り、重量もわずかに354g。
クイックシュー込みでも458gと軽く、プロトタイプとしては大成功。
 コンセプト通り小型で軽量の E-P1 専用のパノラマ雲台が出来上がったのですが想像以上にフィッシュアイレンズが重かったために剛性が足りなくなり、回転の度にカメラが左右にぶれるので慎重な撮影が必要かもしれません。
しかし、それを差し引いても軽量で小型で折りたたみ式のためポケットに入れて、そして OLYMPUS PEN EP-1 は首から下げてのお気軽パノラマが撮れるるようになりました。
 このパノラマ雲台を知人に見てもらったところ、「国内唯一のパノラマ雲台製造メーカー」ではと言われてしまいました。
もちろん販売の予定はありませんが、しばらく検証を繰り返して9台目の制作に意欲を燃やしています。
どこかの町工場の社長さん、こんな製品を格安で作ってくれませんかね〜!!

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OLMPUS PEN EP-1 Panoramic Head

 

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OLYMPUS PEN E-P1 にM.ZUIKO DIGITALED 14-42mm F3.5-5.6(35mm換算で28-82mm)を装着。ボディーもレンズも小型、軽量の為バランスが良いです。シリンダカルの撮影には最適。

OLMPUS PEN EP-1 Panoramic Head

携帯時の姿。
6mm のボルト1本を外すだけでコンパクトに出来ます。

OLMPUS PEN EP-1 Panoramic Head  

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OLYMPUS PEN E-P1 にZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye(35mm換算で16mm)を装着。
フォーサーズのレンズの為フォーサーズアダプタ(MMW-1)を介して装着しています。
OLMPUS PEN EP-1 Panoramic Head  

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Canon の望遠系ズームレンズ(EF70-200mm F2.8 L USM)の三脚用台座が OLMPUS のZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye にぴったりはまる事が判明(加工無し)。
(三脚台座の内径&レンズの外形が78.3mm)

Agno's Equipment 360precision のまねをしてみました。
OLMPUS PEN EP-1 Panoramic Head
OLMPUS PEN EP-1 Panoramic Head  

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マンフロット社製のパノラマヘッドを利用した物です。今回の改良部分は OLYMPUS PEN EP-1が装着出来るようにした事です。
クイックシューでのカメラの装着が出来るようにしたため、アームをストレートのシンプルな構造にしました。そのついでに長さを伸ばし、あらゆるボディー&レンズで撮影が出来るようにしました。
これは EP-1 専用の雲台から比べれば剛性は抜群ですが重量は1,455gととても重いです。
しかし、失敗の許されない撮影には重さは感じません。
責任の方が遥かに重いですから・・・・。

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