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360°パノラマ写真に必要な機材および撮影方法を解説いたします。

一般には360°パノラマ写真を作成する場合は一定の角度で分割撮影された写真を「ステッチャー」と呼ばれるパノラマ写真作成ソフトを使用することで簡単で早く正確に、かつきれいに作成することが出来ます。
しかし、その優れた「ステッチャー」にも苦手な条件があります。
それはつなぎ合わせる境界付近に、移動する人や車などが写ってしまうと輪郭を検出できず反透明になってしまったり、快晴の青空のような美しいグラデーションも苦手にしています。

 このホームページ上のパノラマ写真のほとんどは「ステッチャー」が苦手とする条件のもとで撮影されたものばかりです。
それでは「ステッチャー」を使わずに、どのようにして 360°パノラマ写真を作成したのでしょうか。
答えは簡単、Photoshop のレイヤーとレイヤーマスクだけの至ってシンプルな方法です。

 人が通るたびに、車が通るたびにシャッターを切り、多重撮影をしたものをレイヤー構造にして正確につなぎ合わせていきます。その他に必要なテクニックと言えば根気だけです。
 「ステッチャー」はとても優秀で、レンズの焦点距離に合わせ画像を一枚一枚に傾きの補正や変形を加えながらつないでいきますが、 Photoshop のマニアル作業では出来ませんので撮影時に正確に水平、垂直を保ちながら均等に分割撮影をしなくてはなりません。
特に均等な分割撮影は快晴の空をつなぎ合わせるためには絶対条件になります。
 何故ならばレンズの周辺光量落ちの影響で、撮影間隔が開き過ぎると空に明度の差が出てしまい、新たにトーンカーブなどの調整レイヤーを加えなくてはなりませんし、それ以降のレイヤーにもその都度調整レイヤーが必要になるケースが多いのです。
周辺光量落ちを補正する機能もPhotoshop にはありますが、たいていの場合必要ありません。
 
画像処理は手を加えれば加えるほどデータは劣化していきますのでなるべく手数を減らして
シンプルに仕上げることを志した方が結果的には良い作品に仕上がります。

それでは前置きが長くなりましたが以下の3パートに分けて説明いたします。
(1)撮影機材
(2)撮影方法
(3)Photoshop でのつなぎ方

 
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