| Photoshop Tips & Tricks 1Minute Photoshop |
| レイヤーの描画モードとレイヤーマスクを使った「湯気」の合成 |
料理写真で一番大切な事はおいしく見える事。
業界ではその事を「シズル」という言葉を使って表現するが、まさに冷たい料理は冷たそうに
温かい料理は温かそうに撮影する事がシズル感のある写真である。
その温かい料理のシズルに欠かせないのが湯気である。
料理写真において、自然に立ち上る湯気を撮影しても、ほとんどの場合写す事は不可能である。
そのため料理写真家のほとんどは、自作の湯気発生装置を持ち歩いている。
それでもイメージ通りの湯気を写す事は至難の技と言える。
エアコンや換気扇のスイッチを切り、空気の流れを止めたり、料理に湯気がかからないように
料理の後方に湯気を載せなければならない。
しかし、湯気の画像合成を行えばことはもっと簡単に、そしてイメージ通りに仕上げる事が出来るのである。
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湯気合成の全体の流れ。 |
元写真(料理写真)--->湯気レイヤーを追加--->湯気レイヤーの描画モードを「スクリーン」に変更--->湯気レイヤーの合成位置を合わせる--->「レイヤーマスク」を追加し、不要な部分を塗りつぶす--->「調整レイヤー」(トーンカーブ等)を追加しコントストを調整しながら背景となじませる--->湯気レイヤーの「不透明度」を変更して湯気の効果を調節する。
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湯気の素材写真を撮影する際の注意点 |
ライティングについて
1: 逆光でのライティング
湯気のライティングは合成する料理写真に合わせることが基本ではあるが、汎用性を考えれば逆光のライティングで撮影すれば湯気の質感が際立ち合成の効果が出やすい。
2: 背景は離して黒布で
背景は黒布等を使用して被写体である湯気からかなり離してセッティングをする。
光が背景に回り込まないように注意し、背景が完全に黒になるようにする事で合成が容易になる。
3: ライトカット
逆光での撮影の場合はレンズのライトカットは慎重に行い、フレアーに注意。
4: 露出はややオーバー
露出は絶対、アンダーに撮影しない事、ややオーバーに撮影して後でアンダーにする方が良い結果になる事が多い。
この事はアンダーを画像処理等で上げて湯気を明るくすると背景にノイズが浮いてそのまま合成されてしまうからである。
湯気の素材写真とそのヒストグラムを参考にしてほしい。
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| 湯気の発生装置に付いて |
湯気をどのように発生させるかは写真家の極秘事項の一つでもあるが,たいていの場合は加湿器を加工して行う事でコンスタントに湯気を発生させることが出来、濃度の高い湯気と合成時に効果の出やすい形を作り出す事が比較的簡単に出来る。
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| 湯気のサイズ |
湯気の素材写真を汎用的に使う場合はある程度合成する料理写真を想定して、鍋物用であれば鍋の大きさを想定し、カップや椀ものはその大きさにあった湯気の大きさでなければ合成のときに、サイズの違いから合成に違和感が出てしまうので注意が必要である。
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