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巷で話題の電車男、やっとこさ読み終わりました。その感想とか。
いわゆる「秋葉ヲタ」に分類される21歳男が、勇気を振り絞って電車の中の酔っ払いを撃退するところから始まる恋の物語。現代のおとぎ話といっても過言ではありません。事実は小説よりも奇なり、2ちゃんのログは小説より面白い。
読み終わって感銘を受けた点を列挙してみます。
- (1) 話がすべて2ちゃんねるのログで進んでいく
- 時々編集者である「中の人」の解説が挟まれるが、基本的にはすべて2ちゃんねるのログだけを切り貼りしたものである。それが逆に臨場感、リアリティを増大させているというのが面白かった。
- (2) キャラクターが素晴らしい
- 面白い話には不可欠なキャラクター付けがしっかりしている。頼りない電車男、お嬢様エルメスさん、名脇役の名無しさん、どれも親しみの持ちやすく分かりやすいキャラクターで、壺を押さえたものになってる。ここまで行くと奇跡に近い。
- (3) 電車男の変貌
- 「女性が怖」かった電車男が、名無しさんの力により自分に自信を持ち始めていく過程を追体験できた。小説でもない2ちゃんねるのログで。
といったところでしょうか?
最後に月並みなこと書きますが、異性に初めて電話するときのドキドキとか、デートに何着ていこうとか悩んだりとか、そういう忘れてた大事な気持ちを思い出させてくれてなんか幸せでした。
※04/10/14 追記
新潮社から「電車男」なる本が刊行されたらしい。著者は中野独人。
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