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Billboard Chart, Jun 4, 2005

6/4付のビルボードチャート。Gwen Stefani と Mariah Varey の激しい首位争いは、今週も続く。


シングルチャートではGwen Stefaniが、Mariah Carey に首位を明け渡し4週連続1位で終わった。Mariah Carey にとって1999年以来6年ぶり16曲めの No.1 ヒットとなる。一時期はどん底だった彼女もこうして返り咲けたわけで、とりあえず素直におめでとうと言っておきたい。その下には、ニューアルバム発売間近の Black Eyed Peas、American Idol 時代より絶好調の Kelly Clarkson など強力な曲ぞろいなので油断はできない。

2月からシングルチャートの集計方法が変更されたため、ロック系アーティストが頻繁に顔を出すようになり、非常に面白くなった。そんな中、iPod の CM でおなじみ、大阪出身10歳(今は14?)の女性天才ギタリストを擁する Gorillaz [プロフィール]の新曲が74位から17位に大きくランクアップ。彼らがシングルチャートに現れるのは少し違和感を感じるが、これも集計方法変更による効果か。とはいえ、ヒット性の高い名曲だ。System Of A Down のような変態ロックバンドが27位にいるのも不思議な感じだ。

アルバムチャートでは先週1位の Dave Matthews Band は4位に引っ込んで、System Of A Down が前作に続いて初登場1位の座についた。LAのアルメニア人バンドは相変わらず、スラッシュメタルとパンクとポップと民族音楽を一つに押し込むという曲芸をやってみせ、全米最高峰のの変態バンドぶりを見せつけてくれた。トータルで40分以下の、いまどきにしてはコンパクトなアルバムだが、中身の濃さは他に比肩するものはそうそうは無い。2位には初登場でカントリーシンガーの Toby Keith がランクイン。3位にはすでにチャートイン6週目の Mariah Carey がいて、ロングセラーになりそうな存在感だ。5位にはR&Bシンガーの Kem が初登場 ...って誰?

10位には、Def Leppard の2枚組充実のベストアルバムが初登場。彼らの四半世紀にわたる歴史が詰まった作品だ。アメリカのボン・ジョビ、イギリスとデフ・レパードという80年代ポップハードロックの双璧の一つであり、ポップであることに常に肯定的だった彼らの美しいコーラスとメロディを2時間も堪能できる贅沢な一品だ。とはいえ2枚のうち最初の1枚は1995年発売のベスト盤 Vault とほぼ同じ内容だったりする。