Sat - August 31, 2002
SGT Pepper's Lonely Hearts Club Band by The Beatles
from 1967 Original UK Mono
なんかもうダメだ。これが「ハマっている」という状態なのだろう。なにに。そう、オリジナル盤にだ。またかよっ、とお思いの方もいるだろうがこれはしょうがない。
またまたオークションで買ったビートルズのサージェントペパーズのオリジナルUKモノ盤。これがグゥの音も出ないくらいスゴイシロモノだった。これを聞かずしてサージェントペパーズを名盤と語るなかれ。
まず驚かされるのはポールのベース!!どの曲も一番唸っている。一番激しい「ゲッティング・ベター」では部屋がベース音で揺れたくらいだ。メロディラインと喧嘩する寸前のベースラインがウネウネ。今まで聞いていたパーラフォンの再発ステレオ盤でもベース音は目立っていたことはいたけれど、ここまでではなかった。まさに衝撃。
何かしらの本で、ポールのベースは「ペーパバックライター」以降で録音技術、手法の進歩によりハッキリとレコードで聞くことができるようになった、それまではサウンドに埋もれていた、という風な文章を読んだ覚えがあるのだが、今その意味がわかりました、ゴメンナサイという感じ。
そして「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)のすごいライブ感!!まさに一発録りに近い様子が手に取るようにわかるのだ。この曲から「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」になだれ込むところは鳥肌モノ。なんか再発ステレオ盤と同じものを聞いているような感じがしないんですけど・・・。
そしてアルバム全体に漂う60年代の空気、何か違った音をレコーディングしようとするグループの試行錯誤の空気、そしてビートルズの理想の音楽を具現化しようとするエンジニア達の熱気、こういう空気感が聞こえるような気がするんだよなぁ。
もっかの僕のお楽しみは、「ビートルズレコーディングセッション」というかなり前に出た本を読みながら、このレコードやアンソロジー2、3を聞くことなのである。この本はビートルズの全レコーディングの様子を日記形式で綴ってある本で、もう5回くらい読み返しているのだけれど、実際に曲を聞きながら、その曲の該当するテイクのレコーディングの日記を読んで、忙しくエンジニア達が動き回っていたり、ビートルズたちが好き勝手な要望を出していたり、ジョージ・マーティンが眉間にしわを寄せて困っている様子を想像して・・・、まぁなんともいわれぬ幸福感があるんですけど・・・。暗いでしょうか。いいです、暗くても。趣味ですから。独りの趣味は暗いもんです。
それとダメ押しに家から徒歩圏内にオールディーズのオリジナルシングルを安価で売っている中古レコ店を見つけまして、ちょくちょく行くようになってしまいました。状態はよくないものもありますが、なにしろオリジナル盤。ガールものを中心に買ってます。
一番よかったのはマーベレッツの「プリーズ・ミスター・ポストマン」。これが状態もよく初期モータウンを存分に感じさせる好盤で、あぁ、これを聞いてビートルズもカバーやろうって思ったんだなぁ・・・エヘヘ・・って。暗いでしょうか。しょうがないです、趣味ですから。
そして憧れのフィレスレーベル!!。スペクターの絶頂期への扉を開けた、初期ウォール・オブ・サウンドの決定盤であるところのクリスタルズ「ヒーズ・ア・レベル」!!レーベル番号Philles106!!状態はちょっと悪くて、いまいちオリジナル盤の音を感じさせないのが残念だけれども、なんといってブルーホワイトフィレスレーベル。レーベルデザインを見ているだけでニヤニヤ・・・。おかしいですか。しょうがないです、趣味ですから。
まぁ当初からこういう風にのめりこんでしまうだろうと予想してたけど、予想以上にペースが早い・・・。注意しなければならないのは、こういう「オリジナル盤集め」ってのは音楽的広がりは全くない趣味ということ。楽曲的には今まで聞いていたものの掘り返しだし。なんで平行してちゃんと音楽的広がりも持たせないとな。
ただでさえ狭いのだから。注意しとこ。
ただ・・・どっちにしろ金はかかるわな。
Posted at 12:11 AM Link
Mon - August 05, 2002
This I Swear by The Skyliners
from 1959 Original Single(Calico 106)
暑い。くそ暑い。どうしてこうも毎日毎日暑いのか。地球はどうかしてるぜまったく。こういう暑いときはDooWop。これに限る。僕の納涼曲である。涼しげなハーモニーに耳を傾けながら冷えたビールでも一杯ってのが至福の時なのです。
例のライノから出ているボックス3箱が僕の中心。DooWopものをアルバム単位で集めるってちょっと難しいし、その上高価なのです。それでも好きなグループに関してはコンプリートCDやら少ないながらもアルバムで持ってたりします。フランキー・ライモン&ティーンネイジャーズやミスティックス、ランディ・アンド・ザ・レインボウズ、そしてファイブ・サテンズあたりが好み。中でも総じて好きなのはホワイト・ドゥーワップ系である。いわゆる白人のみのグループですね。リズムにのったボーカルや、ソウルのこもった迫力あるハーモニーではやはり黒人グループに軍配があがりますが、ハーモニーの流麗さ、優しさ、上品さではホワイト・ドゥーワップです。ホワイト・ドゥーワップで迫力を求めるのならイタロアメリカン系グループでしょう。彼等はカンツォーネばりに声を張り上げます。
で、このホワイト・ドゥーワップの中で特に好きな曲が、このスカイライナーズの「This I Swear」なのです。これ、もうメロディーよし、とくにセカンドバースがなんともいえず哀愁いっぱいでグっときてしまう。ハーモニーも絶品で分厚いこと。そんでもってこれをオリジナルシングルで聞くのだからもう、ハーモニーの中に身を委ねている気分。あぁ〜、最高ー。
余談ですがこのスカイライナーズ、実は60年代にすばらしいソフトロックアルバムを残していたり(未聴)、70年代にはこれまた素晴らしいコンテンポラリーなソウルミュージックアルバム(所有)を制作しており、なかなかあなどれないグループ。しかし、最大の難点は売れなかったことでしょう。(笑)
このドゥーワップ系のオリジナル・シングルってのもコツコツいきたい分野。有名なものでいいからね。好きな曲だけコツコツと。
Posted at 12:09 AM Link







