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Fri - November 30, 2001

posticon Handle With Care by Traveling Wilburys

from 1988 "Traveling Wilburys Volume One"

今日、いや日付けをまたいだので昨日か、悲しい知らせがありました。
元ビートルズのジョージ・ハリスンがお亡くなりになりました。享年58歳。ビートルズの中では一番若かったのに。11/30は僕にとって毎年静かに音楽を聞いて感傷にふける日となってしまいました。

僕が「リアルタイム」でビートルズメンバーのソロ活動での活躍を一番見れたのはジョージではなかったか、と思っています。87年のセット・オン・ユーでの復活。ビートルズ度の高さは随一のFAB。そして、このトラベリングウィルベリーズの結成。
僕はこのトラベリングウィルベリーズがあったおかげでロイ・オービソン、トム・ペティ、そしてジェフ・リンらの良さを改めて実感することができました。
この人脈での数々のプロデュース、演奏は過去の偉大なミュージシャン達を改めて見直すいいきっかけをもらいました。

ジョージのフレーズから始まるこの曲こそ、トラベリングウィルベリーズのはじまりであり、90年代の僕のポップス道 - 過去の音楽の再構築 - への深い旅の扉を開けてくれた曲なのでした。
心より御冥福をお祈りいたします。

Posted at 11:15 PM   Link     del.icio.us

Mon - November 26, 2001

posticon Take Good Care of My Baby by Bobby Vee

from "The Brill Building Sound(4CDBox)"

う〜む。シンガーソングライターの一曲を選ぶ月だったのだが、この一曲に今週はノックダウンだい(いいまわしが古いかっ)。
このポップ度の高さはなんなんだぁ?曲の入りといい、中間部のダブルボイスといい、ストリングスの使い方なんかのアレンジといい、もうどれをとっても最高のポップソング。
なぜ今まで聞き逃していたのか。不思議だ。King/Goffinの数多の曲の中で僕のトップ5に入るだろうなぁ。
この曲を歌っているボビー・ヴィーは当時ボビー・ダーリン、ボビー・ライデルとともに3ボビー、ん?、ボビー3だったか?、まぁどっちでもいいや、日本でいえば御三家みたいなものですかね、ま、いわゆるアイドルシンガーだったわけです。
で、このボビー・ヴィーはアイドル路線からうまく大人路線に切り替えられた人じゃないかな。アイドルからの脱皮ってのはいつの時代も難しいもんだけどこの人はうまいことやった。ソフトロックのアルバムも何枚か残していて、その筋では結構有名です。

シンガーソングライター月間だったのにいきなりブリルビルディングボックスかけまくりの一週間でした。
来週からはまたシンガーソングライターものに戻るぞーっと。

Posted at 11:13 PM   Link     del.icio.us

Tue - November 20, 2001

posticon Never Gonna Be the Same by Danny Wilson

from Album 1989 "BeBop Moptop"

こないだ何気なくTVをつけっぱなしにしてメールかなんかうってたら、TVから聞こえてくるセリフに一瞬耳を奪われました。

「空を見上げるのは終わった奴がやることだ!!」

田村正和のドラマでした。話しの前後関係はわからないのですがそのセリフにドキ。
そういや最近、空ばかり見上げてたもんで。俺、終わってんのか!?(笑)

そんな終わってる私の今週の一曲は、ダニー・ウィルソンのセカンドアルバムから。
スコットランド出身の3人組の彼等ですが、僕としてはWetWetWetあたりへと引き継がれてる(あれほど王道ではないが)英国王道ポップロックとして聞いてます。
このセカンドアルバムは映画のサントラを意識したかなりコンセプチャルなアルバム作りをしてます。SEやオーケストラの使い方なんかが確信犯的です。そんなところもほどよいひねくれ具合で英国的といえば英国的。

中心人物のクラーク兄弟はその後それぞれソロアルバムを出してますが、これがまたよいです。Garyの方はダニー・ウィルソンを継承しつつよりソウルフルな方向へ、Kitの方はパワーポップ全快です。機会があれば聞いてみて下さい。

そろそろ秋も深まってきますので、来週あたりからはシンガーソングライターもの中心で大人な感じで秋の夜長を楽しみたいと思ってますので、そんな曲が選曲される予定です。
あと、春秋に必ず聞く曲ってのも僕の中でありますんで、そんなのも紹介できればなぁと思ってますが・・・。予定は未定です。あしからず。

Posted at 11:12 PM   Link     del.icio.us

Sun - November 18, 2001

posticon Crazy For You by Jon Lind

from Album 1988 "Number One With A Bullet"

キャロル・キングのようにソングライターとしても成功し、さらにシンガーとしても成功した人はまれです。数多のヒットソングを持っているバリー・マンでさえ、シンガーとしては鳴かず飛ばずだ。先週ここにあげたポール・ウィリアムスもシンガーとしてはどうか。バカラックもしかり。本人の意志にもよるが、なかなか難しいのが現実です。

ジョン・リンドは僕の大好きなソングライターのひとりで、なかなかソロ作が聞けない人でもあります。フィフス・アベニュー・バンドの一人としてはピーター・ゴールウェイの影に隠れていまいちパッとしない印象だし、ハウディームーンやホワイトホースにしてもいいアルバムを残していますが商業的にはいまいち。

でもその後ソングライターとしてはヒット曲を出し成功、いまでも現役バリバリ(たぶん)のソングライターとして確固たる地位を築いています。
そんなジョン・リンドにソロ作を、と期待してしまいますが、本人に意志がないのかどうかわかりませんが、なかなか実現しないようです。しかし、どこのどなたかが「ナンバーワンヒットになった曲の作家バージョン(デモテープ)集」といった企画ものアルバムを作って下さって、そのなかにジョン・リンドのソングラターとしての代表作ともいえるこの曲がありました。ありがとう。

マドンナのもよかったですが、ジョン・リンドのボーカルもなかなか艶があっていいです。さすが自作自演だけあって、聞いてる側に伝わってくるものがありますね。オケはやっぱデモレベルなのでチープ感はいなめませんが。

現代でもこうやってソングライターの影の力があり、その他強力なスタッフの力があってはじめてヒット曲が生まれるのだ、ということを忘れずにヒット曲に耳を傾けてみなくてはなりません。

Posted at 11:08 PM   Link     del.icio.us

Sat - November 10, 2001

posticon Wake Up Alone by Paul Williams

from Album 1972 "Just An Old Fashioned Love Song"

しかしアッという間に冬だね。朝晩吐く息白くなってきましたもんね。気付くとニットやセーター着てるしね。これでコートを着だしたら本格的です。 こうやってアッという間に年をとっていくんですね。うわっ、憂鬱だ。 でも年を重ねなければわからないこともある。
ポール・ウィリアムスのセカンドアルバムトップを飾るこの曲はとってもアレンジがおしゃれ。曲の後半からからむサックスがほんと綺麗な旋律でボーカルにからんできておもわずレコードなのにうっとりしてしまう。ちなみに邦題は「伝説の女」。ぴったりじゃん! 詩は読んでないけどそういう感じ、そういう感じ。

ポール・ウィリアムスってロジャーニコルズとのからみで紹介されることが多いのだけれど、ひとりでの作品もさらによいですよ。いや、年をとるごとにそう感じてしまいます。ロジャニコのあのおっしゃれ〜でポップな作品もいいですが、ポール・ウィリアムスの孤独感というか哀愁というか、そういうのにグっときてしまいます。

この曲がはいったアルバム「Just An Old Fashioned Love Song」の裏ジャケにあるピアノにむかったポール・ウィリアムスの背中が全てを語っています。まさに男は背中で語るです。

25歳以上男子はこのアルバムで泣け!

Posted at 11:06 PM   Link     del.icio.us

Tue - November 06, 2001

posticon Winter Has Me in Its Grip by Don McLean

from Album 1974 "Homeless Brother"

今月はシンガーソングライター月間ということで。
シンガーソングライターものって最近なかなかテレビやラジオではかからないんですよ。季節がらだし時代もこの手のもの欲してる空気だとは思うんですけどね。どうなんでしょうか。

「アメリカン・パイ」(最近だとマドンナのカバーが有名)のヒットで有名なドン・マクリーンです。僕の印象だと彼はコテコテのカントリーミュージックの人、というのなんですが、この曲が入っているアルバムはちょっとテイストが違うような気がします。
ジャケットや裏ジャケに写ってるご本人さんの写真を見るとカントリーよりのこってり泥臭い感じかなーと思ってしまうんですが。
プロデューサーのジョエル・ドーンがなかなかポップに仕上げてくれてます。ジョエル・ドーンといえばケニー・バンス。私の中ではね。そのケニー・バンスも参加、コーラスやってます。このコーラスがポップなテイストになってる要因に感じます。アルバムの感じも ずっと前に紹介したケニー・バンスの「Vance32」 の雰囲気に近いですんでその筋が好きな方にもおすすめかな。

秋が心にしみますな。

Posted at 11:05 PM   Link     del.icio.us


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