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posticon Paul McCartney / Chaos And Creation In The Backyard

(2005 Parlophone)
Chaos and Creation in the Backyardまたまた聖(セイント)強力推薦盤でございますよ、奥さん!!。ポール・マッカートニーの新作は90年代後半からの好調ぶりが一気に頂点に達したような快作です。まったくもってすごいオヤジだぜ、ポール・マッカートニーってひとはよ。

リリース前に、ポールの新作のプロデューサーがRadioheadとかBeckとかTravisとかのナイジェル・ゴドリッチだってさ、ていう話を聞いたり、アルバムのタイトルがなんとも小難しい印象の「裏庭の混沌と創造」(邦題)なんて話を聞いてると、あぁ、よくも悪くもポールの流行好きなところが出ちゃうちょっとアバンギャルド系かなーなんてあんまり期待せずにいたんですよね。
ふたを開けてみたら無茶苦茶ポップサイドなポール・マッカートニーの音がこれでもかって感じで詰め込まれているじゃないですかっ!!。うれし〜い(泣)。

20世紀最大のメロディーメイカーであるのは疑いようのない事実だけど、やっぱココ最近のソロだと普通のメロディーメイカー、ポールにしては7、80点、て感じの印象。
でもこの新作はホントメロディーの洪水ですよ、ライナーノーツにあるようにさ。
「ラム」の手触りを感じながら「パイプス・オブ・ピース」や「タッグ・オブ・ウォー」あたりの優しくてそっと包んでくれるようなサウンドで、聴いている僕たちまで優しい気持ちにさせるそんなホームメイドなアルバムだと感じました。やっぱ家庭の充実と安定がそうさせているんでしょうか。

まずは1曲目の「Fine Line」。バンドでも聴いてみたい曲だよね。
「ブラックバード」を思い出さずにはいられないけど、メロディはかなり高度な構成になっている3曲目「Jenny Wren」。
そしてなんといってもこのアルバム中にして最高のメロディと英国の気品漂う、もうビートルズを聞き直したくなること請け合いの6曲目「English Tea」。
そして最高のポップソングで大のお気に入りの7曲目「Too Much Rain」。
ポールがクイーン!?なんてフレーズもあったり、お得意のレディマドンナ風ピアノが印象的な11曲目「Promise to You Girl」。
最後の「Anyway」はポールお得意のお手軽バラードな感じ(笑)なんだけど、僕はこの曲のエンディングのメロディーがしばらく頭から離れませんでしたよ。
最後のシークレットトラックが楽しんでる様子が手に取るようにわかるインスト曲っつーのもポールらしくていいね。

なにはともあれ、バンドサウンドを考えていたポールに「ひとりでやったほうがいいですよ」と助言したナイジェル・ゴドリッチはエライ!!。あんたポールの音楽よくわかってらっしゃる。素直なメロディラインを生かしたサウンド作りには感服いたしました。

というわけで、このポールの新作も「買い」なわけですが、日本盤はいただけません。セキュアCDと名前を変えただけのコピーコントロールCDです。もう、結局リッピングできちゃう人がいっぱいいるわけなんだからやめちゃえよ東芝EMIさんよ、まったく。あとUK盤はホントのコピーコントロールCDなのでこれもペケ。結局US盤を買うしかないんだな。
ボーナスDVD付きのスペシャルエディションも出たらしいので、こっちのUS盤を買おうかなと考慮中なのでした。

【Official Site】
paulmccartney.com

Posted at September 21, 2005 11:00 PM   del.icio.us

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