ドットコムバブル崩壊後のドットコム企業の実態

××××ドットコム社長、賃金支払って下さい

■2001/03/20 (火) バブルの夢がはじけたら、所詮は零細企業…

私のあとに入った女性からのメールに

> 最近、社員4人とりましたが、2人辞めました。

とありました。
上場しようと息巻いている会社の実態って、こんなものなのでしょうか?
ううう。

でも実は、あんまりにもらしくて笑ってしまいました。

■2001/02/05 (月) 決戦は月曜日〜

昼に父親と待ち合わせて一緒に労政事務所に行く。
やはりカモは1人では無く、Sさんに付いて来て貰っていた。
お父さん連れてきて正解。

労政事務所の人に進行して頂いて、双方の言い分を述べる。
アホ社長は先日のメールと同様のことを言ってきたので、私は
>突然辞めて迷惑をかけた
 →こっちから「今日で辞めさせて頂きます」などといったわけではない。
  退職日を決めたのは向こう。
>電話番号すら告知しない
 →業務を引き継いだS氏には電話番号を伝えてある。
>12月に無断欠勤を2日やった
 →病欠をしたが電話で連絡しており、無断ではない。
と全て反論しておいた。
またアホ社長、「請求書が来ても報告が一切なかった!」なんて言ったけど、会社の仕組みとして請求書は経理に廻す前に必ず上長の承認印を受けることになっているので、決してそんな訳はない。
それを指摘したら「それは未払いの催促が来た後のことで…」などと苦しい言い訳をしていた。全然違うこと言ってたっつーの。

親子で社長のアホさに呆れ、別室で待機していると労政事務所の人がやって来た。
「先方がずいぶん感情的になっているようですし、間を取って7500円ということで手を打ってもらえませんか?」といった話があった。
ちょっと納得行かないような気もしたが、そこにいた全員が、今回の出来事はバカ社長が会社の失敗の責任を誰かに押し付けたいだけだという認識に達していたし、社長が他人の言うことを聞く耳を持たない人間だということにも、全員が確信を持っているようで、「もうああいう人間は仕方がないよ…」といった諦めの雰囲気、というよりも「付き合い切れん!」という感情かな?
まあともかく「何を言ってもわからない人間の相手はこれ以上しない方がいい」と思ったので、それで手を打った。

御礼を言って労政事務所を後にした。労政事務所の人も苦笑していたのが非常に印象的だった。

■2001/02/01 (木) コネ入社

カモ社長が2001年 1月 31日 (水) 3:03 AMのメールを見ていないようだったので再送してみたら、返事が来た。

>差出人 : ******-m <****@mobilenet.ne.jp>
>宛先 : ☆☆☆☆ <******@*********.ne.jp>
>件名 : Re: FW: 労働基準法を参照いたしましたJ
>送信日時 : 2001年 2月 1日 (木) 0:18 PM
>

> ☆☆ さん
> 賃金支払いについては同意しますが、あくまで◆◆◆◆◆◆◆コミュニケーションズ
> の引継ぎ仕事としてです。また、突然辞めて迷惑をかけたことを詫びる
> 謝罪文が必要です。謝罪文があればすぐに払う用意があります。
> ぼくのポケットマネーで払うよ。
> 電話番号すら告知しない人間がまともな引継ぎをしたと言えるでしょうか、
> 自分の権利を主張するのも必要とは思いますが、Z氏から頼まれて
> いわゆるコネ入社的なもので入ったのに良くここまで迷惑をやるなと思います。
> 今後、Z君の紹介での人の採用はしません。
> 1月4日は12月に無断欠勤を2日やった穴埋めかと理解していましたが、
> ▼▼▼▼で監査役としての仕事を1月4日にやったのであれば、立証が必要です。

…全てにおいて虚偽の内容のメールなので、返信する気も失せました。
12月は確かに休んだけどさあ、電話で連絡してあるんだけど。
電話番号だってちゃんと伝えてあるんだけどね。
だいたいアンタだってコネ入社じゃないか〜(笑)

まあ内容についての突っ込みは、来週月曜の話し合いの時にしてやろう。

■2001/01/31 (水) 3000円の為にわざわざやって来る社長(笑)

職安通りの職安の6階、労政事務所には10時過ぎには着いていた。
「賃金の不払いがあったので相談をしたいのですが…」と言うと、相談室に入れてくれた。
男性1人と女性1人の方に話を聞いてもらう。
私の場合は2社に請求しなければならないのだが、1社は既に給与明細は手許に届いており、あとは振り込んで貰うだけなので比較的スムーズにいった。
しかしもう1社の方は難航した…そう、バカ社長の ▼▼▼▼ ドットコムである。
全て労政事務所の人に間に入って話してもらったのだが、初めはやはり「損害を与えたので払いたくない。出るとこに出るんだったらどうぞやってくれ。」と言ってきた。
そしてすぐに気が変わって、「時給は800円だから6000円だろ?それなら払ってやるよ。」と言ってきたらしい…

時給800円。高校生のバイトでも今どきそんな賃金ではないと思う。
大体今いる学生バイトよりも安いとは、どういうこと?

職安の説明会に行った後に、6000円ではのめないと伝えて貰う。次は労働基準監督署だ。
(ちなみに労政事務所は都の管轄、労働基準監督署は国の機関であるらしい。)
そこへまた電話がかかってきた。労政事務所の人も説得してくれたが、結局6000円しか出したくないらしく、月曜日に労政事務所でバカ社長と私の話し合いが持たれることになった。
ん〜たった3000円の違いでも、社長が足を運ばざるを得ない程なのか?あの会社。
大体9000円なんて、バカ社長が1ヶ月に消費する遊興費のうち会社の経費として落としている金額の100分の1以下じゃないか?

少し時間があるので、対策を立てるとしよう。

■2001/01/31 (水) ◆◆◆◆◆◆◆は素晴らしい。

9000円(あっ、金額書いちゃったけど、まあいいか)程度でこんなにゴネるほどカモがバカだとは思わなかったのですが、如何せんそれが現実。
一旦は譲歩しようと思い、次のようなメールを出しました。

>差出人 : ☆☆☆☆ <******@*********.ne.jp>
>宛先 : S <****@mobilenet.ne.jp>
>件名 : Re: 問合せの件その2
>送信日時 : 2001年 1月 30日 (火) 11:27 PM
>

> 多大な損害に対しての私の責任について、全く身に覚えがないので
> 腑に落ちないところもありますが、その多大な損害が、
> 私の給与の9000円程度で相殺できるとのことなので、
> とりあえずそれで結構です。
>
> 労働基準局等に相談するかもしれませんので、その際はまた
> ご対応頂けます様お願い申上げます。

…しかしやはり、貰って当然のものを貰わないのは、腹の虫が収まりません。
ネットで労働基準法および判例があったので調べた上で、すぐに次のメールを出しました。

>差出人 : ☆☆☆☆ <******@*********.ne.jp>
>宛先 : S <****@mobilenet.ne.jp>
>件名 : 労働基準法を参照いたしました
>送信日時 : 2001年 1月 31日 (水) 3:03 AM
>

> S様
>
>> 多大な損害を被った為、損害と相殺するのが筋だと
>
> 労働基準法第24条第1項の規定は、一般的には、労働者の賃金債権に対しては、使
> 用者は使用者が労働者に対して有する債権をもって相殺することは許されない趣旨も
> 包含するとするもの。
>
> と判例集に掲載されておりましたので、その「多大な損害」を私の賃金と相殺する
> ことには同意致しかねます。
> またその損害に付きましても、労働者に故意若しくは重大な過失が無い限り
> 賠償の責任を負う必要はないはずです。
>
> 今後のことは、労政事務所等に相談後にご連絡させて頂きます。
> よろしくお願いいたします。

…ここまで書けば、文章の意味が分かる人なら払うだろ、いくら何でも。
まあともかく、労政事務所には明日、職安の前に行って相談してみる予定。

それにしても、インターネットっていいわねえ。
http://www.tam.ne.jp/s_sato/sosho/index.html
なんて素晴らしいページも見つけちゃった。参考になるなあ。

■2001/01/30 (火) 理性を捜せ!

メールが来た。やっぱりバカなのかなあ。

>差出人 : S <****@mobilenet.ne.jp>
>宛先 : ☆☆☆☆ <******@*********.ne.jp>
>件名 : 問合せの件その2
>送信日時 : 2001年 1月 30日 (火) 9:43 AM
>

> ☆☆ さんへ
>
> 年明け早々出鼻を挫かれた上
> 多大な損害を被った為、損害と相殺するのが筋だと
> 憤慨しております。
> 以上です。
> ご了解ください。
>
> *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
> ▼▼▼▼ ドットコム株式会社
>   e-マーケティング本部  S
> TEL 03-****-**** FAX 03-****-****
> ****: http://******.******s.co.jp/I**A/
> e-mail : ****@mobilenet.ne.jp
> *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
>
>

多大な損害って…私が要求したのは1万円以下なんですがねえ。
1万円で多大な損害?そんなに会社ヤバイの?
それなのにアダルト割烹(元ノーパンしゃぶしゃぶ)ローランで社員3名で一晩で6万4千円も使ってたの?もしかして簡単な足し算引き算もできないのか?
小学校からやり直してくればいいのに。
あ、でも今の小学生の方が勉強できるかも(笑)

■2001/01/30 (火) まあとにかく払って。

ちょっと面倒になってきたので、譲歩することにしてメールしてみた。
以下がそのメール。

差出人 : ☆☆☆☆ <******@*********.ne.jp>
送信日時 : 2001年 1月 30日 (火) 1:41 AM
宛先 : S <****@mobilenet.ne.jp>
件名 : Re: お問合せの件で

A××への支払いがされていないというのは、私も秋口に一度聞いただけで、
その際に◇◇さんに「優先して払って欲しい」と連絡してあります。
同時に、社長にもその旨伝えました。
それ以上のことは私も存じませんので、報告もできかねます。

> また▼▼▼▼ドットコム鰍ニ☆☆さんの間に契約は存在しないと断言しております。
そうしましたら、給与に関しては1/4にお話した通りの時給で結構です。

よろしくお願いいたします。

…しかし仮にも自称ITベンチャー(っつーか落日のドットコム?)なんだからさあ、機種依存文字なんて使うなっちゅーの。

でも、契約が存在しないってことは、守秘義務とかもないんでしょ?
ということは、告発サイト作り放題?
ちょっとワクワクしてきました。イェイ。

■2001/01/29 (月) カモ、寝惚け節

メールの返事が来た。
カモはメールの送受信さえ怪しいので、敢えてSさんに送ってみたのだが、
Sさんも結局カモのイエスマン…

以下そのメール。

> 差出人 : S <****@mobilenet.ne.jp>
> 送信日時 : 2001年 1月 29日 (月) 6:41 PM
> 宛先 : ☆☆☆☆ <******@********.ne.jp>
> 件名 : お問合せの件で
>
> ☆☆ 様
>
> メールでご連絡いただいた件ですが、
> A××から*「事務局委託費の未入金」の件でクレームがきており、
> 対応に大変苦慮しております。
> この件に関してはカモも大変激怒しており、
> 残務処理もせずに退職するとは何事だと申しております。
> また▼▼▼▼ドットコム鰍ニ☆☆さんの間に契約は存在しないと断言しております。
> このような状況のため、お支払は出来ません。
> ご了解下さい。
>
> *A××への10月以降の未払い分の社員として社長に報告をしなかった
> 職務規定違反であると申しております。
> また「行政書士に役員変更以来をお願いするのに手数料として10万円かかる。
> 逆に費用を出してもらいたい」と言っている状態です。
>
> *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
> ▼▼▼▼ドットコム株式会社
>  e-マーケティング本部  S
> TEL 03-****-**** FAX 03-****-****
> **** : http://******.******s.co.jp/I**A/
> e-mail : ****@mobilenet.ne.jp
> *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
>

…残務処理?
何かあったらメールで連絡しろと言ってあったのだが、連絡もせずに残務処理云々と言われてもねえ。大体とっとと引き継ぎを終わらせろと遠回しに言ってたのが、当のカモなんだが。
行政書士に払う10万円を出して欲しいなんてコトも言ってるが、10万円なんて1〜2日間のカモの遊興費よりも少ないんじゃないか?
ったく、バカめ。

■2001/01/29 (月) 給与が出ない

1月25日に入る予定だった給与が未だ振り込まれていないので、
とりあえずメールで催促してみることにした。
もしかしたら忘れてるだけかもしれないし…

以下はそのメール。

差出人 : ☆☆☆☆ <******@********.ne.jp>
送信日時 : 2001年 1月 29日 (月) 0:41 PM
宛先 : S <****@mobilenet.ne.jp>
件名 : 給与振り込みの件

お疲れ様です。
1月26日現在、未だ給与が振り込まれていないようですので、
ご連絡いたしました。

振込先は
××銀行○○支店普通○○○○○○
口座名義:☆☆☆☆

振り込み金額ですが、1月4日に▼▼▼▼ドットコム宛に退職願を
出したということは、1月4日は社員であったということになりますので、
契約金額の2※※000円を12/21〜1/20の出勤日で割った
金額である1※※※5円を振り込んで下さい。

よろしくお願いいたします。

☆☆☆☆

■2001/01/05 (金) お前は既に死んでいる

実質的に会社の人事を取り仕切ってきた、親会社の部署に挨拶に行った。
もちろん「退職理由は会社都合ですから!」と念を押しに。
すると「会社としては給与を払う人が1人でも減ると助かるからねえ…」と、いろいろあって最近多忙を極めている本部長が一言。
こういう事情だってことを、カモが一切把握していないことは確実だ。

その後、以前机を並べていた女性達と延々とおしゃべり。
いろいろあったせいで、みんな辞めたがっているみたい。
そこでもちろん、私が辞めるに至ったカモの所行を、迷惑を顧みずに語る私。
しかし受付業務をしていた人のカモ評が傑作だった。
「あの人、目が死んじゃってますよ…」

…ああ、だから周りが全然見えてないのね。納得。