(月) - 11 9, 2009

デジカメ物色して気功


 7時30分起床。
 朝のモロモロをやってゴミ出しもして、仕事開始。
 本日は、「悪漢刑事4/禁断の報酬」の各章サブタイトルを考える。本当は今朝までにメールで送っておく事を約束していたのだが、一昨日、昨日と予定外のこと(でもないけど)が続いて、考えられなかった。タイトルを考えるのは苦手だし。

 冷蔵庫にあったご飯を解凍して、ベーコン・エッグを作って、朝食。

 その一方で、新しく買ったHPのすべて入ってる一体型プリンターC309aのファックス機能がイマイチ使えない。というか、ウチにはほとんどファックスが来ないから、使えるのかどうかよく判らない。でも、予感として使えないんじゃないか、というものがある。

 各章タイトル、一応考えたものを書きつけて、外出。
 近くのセブン・イレブンから自宅宛てにファックスしてみる。2枚送ってみたのだが、ファックスがつながって送信完了するまでにえらく時間がかかる。たぶんコンタクトに支障が出ているのだ。2枚目も同様に、送り終えるのにすごく時間がかかる。これでは実用に耐えない。
 
 マルイの上のノジマに行って、生DVD-Rを買い、ついでにデジカメを物色。1万円台で買えるものにいろいろあって目移り。富士フィルムの防水カメラがいいんじゃないか。どうせスナップしか撮らないんだし、凄い機能は要らない。でも、レンズはいいのが欲しい。フジノンのレンズに不満はない。キャノンのIXYも安くなっている。
 でもまあ、iPhoneのカメラ機能でほとんど用が足りるのも事実。焦って新しいのを買うこともない。でも、これまでに貯めたポイントで買えてしまえるのだ。急ぐことはないからじっくり考えるか。
 東急ハンズで、植木鉢を防護する「ネコフェンス」を買う。この前買ったのだが、数が足りず。

 小腹が空いたので、マルイのフードコートで「日高屋」のラーメン・半チャーハン・餃子セットを食べる。近くの席に、青山辺りに居るのが似つかわしい「近代的な顔立ちのカップル」がいて、北千住も変わってきたなあと思う。まあ、「近代的な顔立ち」というのが自分でも妙な表現なのだが、要するに北千住原住民の土着的な顔立ちとはちょっと違うということ。

 帰宅したら、ファックスは無事、届いてはいた。しかし、忙しい出版社の編集部から、1枚送るのに数分もかかってるようじゃ怒られてしまう。
 HPのサポートに電話したら、ファックスに詳しい人が全員他の電話に出ているとのことで、明日の午前中に電話をもらう予約をする。
 各章タイトルは、見直して、担当S氏に送る。ちょっと遊びで、各章に「007」から採ったものも添えておいた。まあ採用にはならないだろうけど。
 
 ネコフェンスを組み立てる。まだちょっと足りないので、明日また買い足そう。たしかにこのフェンスで植木鉢をくーたんの背の高さ以上まで延ばすと、ウッドチップを漁らなくなる。フェンスの中に上からダイブすれば可能だが、今度はフェンスの外に脱出出来なくなると判るのだろう。目論見はひとまず成功。しかし、ウッドチップはかなり目減りしてしまった。足してやろうか。

 そんなこんなで、時間。ちょっと早いけど、家を出て、水天宮前へ。
 思ったよりかなり早く着いてしまった。汗拭きウェットタオルを持ってくるのを忘れたので、東京シティ・エアターミナルの中にあるドラッグストアで買う。近くに「砂場」があったので、そういや「砂場」のそばってきちんと食べたことがあったっけ、と思って、ざるそばを食べる。思えばこれが余計だった。食い過ぎ。

 気功は、どたキャンが相次いだが、それでも6人。たっぷり汗をかく。
 座って意識を集中させる時に、完全に眠ってしまった。こういう眠りはなんとも気持ちがいいのだ。
 終了後、サイゼリアへ。前回は心臓がヘンになったので、ビールだけにして、お摘みいろいろ。しかし芦川さんがワインを取ったので、一口飲む。やっぱりちょっとドキドキしてきたぞ。気功の後は特にアルコールに敏感になるようで、ビール1杯が限度であることがよく判った。
 早見さんの恐るべき機械音痴ぶりを知って驚愕。21世紀のこの世の中に、ここまでの人がいようとは。というのはかなりオーバーだけど。でもまあアタシもプリンターのファックス機能がうまく使えないのだが。
 しかし、早見さんも芦川さんも勤勉で仕事第一の姿勢には敬服する。アタシはこの2ヵ月、テニスも気功も休んで仕事最優先でガリガリやって、ほとほとバテテしまった。アタシには月1冊などというペースは逆立ちしても無理。今のペースでなんとか暮らしが立つように頑張るしかない。

 11時を過ぎて解散。
 半蔵門線で帰宅。この時間になると東武線に乗り入れる本数が激減して不便。せめて押上止まりじゃなくて次の曳舟まで行ってくれたらなんとかなるのに。

 例によって帰宅したら、くーたんがベタベタ。
 かばんを置いてシャワーを浴びていたら、悲しそうな声で鳴くので、外に向かって声をかけると、安心したのかおとなしくなった。
 それからしばらく、夕刊を読みながらくーたんの機嫌を取る。
 最近、新聞各社が夕刊を廃止する動きがある。しかし、最近のアタシは、夕刊はじっくり読むが、朝刊はほとんど流し読みだ。夕刊の方が読み物として面白い記事が多い。朝刊のニュースはネットで読むほうが最新だし。朝日の夕刊は面白いと思うぞ。

 それにしても、鳥取の女子大生バラバラ殺人は、恐ろしい。というか、惨たらしい。殺した上に死体をこんなにしてしまうのは……。江東区の事件では、殺したのは一人ということで死刑を免れた(検察が控訴中だが)が、死体を徹底的に処理して消失させてしまったのは、死者への冒瀆である。これは二重の殺人として犯人は死刑に値すると思う。鳥取の事件の犯人も、同じだ。
 鳥取の小太り女の事件、鳥取の警察はかなり駄目な感じがするが、どうなんだろう?
 警察を扱う小説を書いていると、この手の情報には敏感になるけれど、改めて「警察の腐敗」を描く時代は終わってるんじゃないか?指摘されるまでもなく、警察は充分に腐敗しているし、能力も低下している。というか、つい最近まで警察の取り調べは科学捜査というより圧迫で自白させる事が多かったから、警察の捜査能力自体は変わっていないのかもしれない。暴力や圧迫で自白させる手法が使えなくなった分、捜査が難航しているのか?

 午前2時になったので、慌てて寝る。

本日の体重:90キロ
本日の摂取カロリー:2800kcalくらいだと思う

Posted at 10:03 AM         |

(日) - 11 8, 2009

オペラから大衆演劇まで


 7時30分起床。久々に目覚まし時計で起きた。
 朝のモロモロをやって外出。本日は、メトロポリタン歌劇場のライブビューイング「トスカ」。
 今日しか都合のいい日がないので、朝10時30分の上映開始に合わせて、つくばエクスプレス柏の葉キャンパスのららぽーとまで遠征。
 前回は「ルーキーズ」にぶつかって、30分前に行ったのになかなかチケットが買えず、アタマを見損なったので、今回はネットでチケットを先に買っておいたし、かなり早めに着くようにしたのだが、そういう時に限って問題は発生しない。
 
 「トスカ」は大好きな演目で、何度も見ているし、CD全曲盤もいろんなバージョンのものを揃えた。しかしこのところはヴェルディに凝っていたのでご無沙汰していた。
 今回の公演は、キャストをきちんと確認しなかったのだが、カヴァラドッシをマルセロ・アルバレスが歌うじゃないか!これは驚き。トスカはカリタ・マッティラ。そして、オペラ史上屈指の魅力的悪役・スカルピアに、ジョージ・ギャグニッザという知らない人が。だが、このギャグニッザが本日最大の収穫だった。
 レオ・ヌッチもレナード・ブルソンも、上品で渋くてカッコイイ。しかしその分、悪役としての迫力が薄い。カラスと共演したゴッビはもう、目を剥いて歌舞伎も真っ青のベタな芝居で、この役の「悪」ぶりを全面に出していた。ヌッチもブルソンも、知性と教養が前面に出て、カッコいいけど悪役の迫力が薄かった。
 しかし……ジョージ・ギャグニッザは違う。はっきり言おう。ゴッビの再来だ!歌唱ではまだゴッビの域には達していないのかもしれないが、芝居に関しては、この役の底知れぬ悪党ぶりを嬉々として演じていた。笑うと善人さが溢れるのに、スカルピアの時は、もう、どこから見ても邪悪な悪の権化。素晴らしい!スクリーンに向かって拍手したかった。
 カリタ・マッティラは、ちょっとオバサン臭さが強かったなあ。マルセロ・アルバレスは、見るたびに膨らんで、往時の精悍さはすっかり消えてしまった。声もかつての鋭さよりも丸く甘くなってきた。これは円熟の証拠だろう。カヴァラドッシは素晴らしかった。
 で、ゼフィレッリの演出をお蔵入りにしての新演出は、「ヒッチコック風」という宣伝文句だった。どのへんがそうなのか?と疑問ではあったが、ラストのラスト、トスカが大立ち回り(アクション映画だ!)をして追っ手を蹴散らし、塔からダイブするところで、舞台のライヴなのに、ストップモーションになったぞ!飛び降りようとする瞬間の姿が凝固したのだ。
 と、見えた直後に暗転。人形なのか本人なのか、飛び降りる瞬間の姿のままで足下が固定されていたのだ。
 この演出には、「ほほう、そうきましたか」と驚いた。
 でも、これは別にヒッチコック風ではない。いろいろ考えて、ラストの「銃殺のヤラセ(実はヤラセではなく本当に銃殺されてしまうのだが)」のリハをするところで、トスカが死んだ振りをレクチャーするところが笑えた。ギャグとして演出してあったのだ。このへんがヒッチコック風なのかもしれない。サスペンスが盛り上がるところでぽんとギャグを放り込んだりするのがイギリス時代や「北北西に進路をとれ」のヒッチコック・タッチではあった。
 それと、衣装を担当したミレッラ・カノネロの名前を聞いて「バリー・リンドン」の衣装担当の人だ!と思ったらやっぱりそうだった。この人、幕間のインタビューでスカルピアについて「あのサノバビッチ!」と放送禁止用語を口走ってインタビュアーのS・グレアムを慌てさせていた。このライヴ・ビューイングはアメリカでは高校に無料配信されているんだろ?演出のリュック・ボンディもゼフィレッリの名前を何度も聞き返してグラハムに顎を掴まれていたが。

 とにかく、ジョージ・ギャグニッザという逸材を知ったことが大きな収穫だった。

 その後、相方の買い物に付き合って、ららぽーとを散策。アタシは何も買わず、待ってるだけ。
 その後、レストラン街のそば屋で、アタシは「ハーブ鶏とねぎのつけそばとイクラ丼のセット」を食べる。つけそばが極めて美味。メニューを見て閃いたのが的中した。

 柏の葉キャンパスから無料連絡バスが出ているという日帰り入浴施設「みのりの湯」 に行くことにしたが、無料バスがちょうどない時間に当たってしまった。路線バスの本数も少ない。タクシーを使うのもなんだかもったいない。
 で、2つの路線が合わさるはずのバス停まで歩くことにしたが、国道16号線にはバス停はない。えんえん歩いてもバス停がない。そのうち、「みのりの湯」に着いてしまった。歩くこと50分。今日はウオーキングする予定はなかったのに、1万歩は歩いてしまった。

 で、「みのりの湯」。ここは月替わりで大衆演劇を上演していて、それがウリになっている。ふ~んという感じで、まずは風呂。かなり歩いて汗をかいた。というか、ららぽーとが暖房が入っていて妙に暑くて嫌な汗をかいてしまったので、さっぱりしたかった。
 ここは、2万8千年前のヨード泉と海水泉のミックス。なかなかいいお湯だった。
 場内アナウンスで、芝居の夜の部が始まるんだなあと思っていたが、相方が是非見たいと言い出したので、それじゃあと言うことで見ることに。以前、九十九里の温泉に行った時にも大衆演劇の一座の女剣劇芝居を観たことがあったが、久々。
 劇団荒城、というところの公演で、座員全員の日舞というか演歌に合わせてのアテ振りが、えんえん90分ほど。ルーティーンに流して気が入っていないような踊りばかりで、まあこういう昔のヘルスセンターみたいなところでマトモな踊りなんか見せる気にはならないんだろうなあ、もしくはそういう踊りは出来ないのかなあと思っていたが、ようやく芝居が始まった。短い寸劇みたいな、「ご存知」モノのエッセンスを見せるようなものかと思っていたらさにあらず。
 大衆演劇の劇団の内紛話。それに「新解釈の国定忠次」が絡み、配役で揉めて殺人事件が起きる。
 ここまで見てしまったら、どうオチをつけて芝居を終わらせるかに興味がいく。半端なまま帰りたくない。最後まで付き合おうという気になった。
 新しい忠次に指名された新人(女形が映えるが、素顔はヤンキー系の兄ちゃん)が素顔からメイクと扮装を完了させるまでをえんえんと見せるが、大いにダレる。これはおばさんファンへのサービスなのか?メイクをしている間に他の出来事があるとか、なにか工夫をしないと退屈極まりない。大衆演劇のファン・サービスというのは、普通の芝居の作劇とは別のところにあるから、大衆演劇独特の「お約束」なのかもしれないが。
 それでまあ、いろいろと事件が起きるが、その処理については、大いにツッコミを入れたくなって困った。「ちょっと待った!」と、歌舞伎の「暫」みたいな事をしたくなったのだ。
 とは言え、メタフィクションの体裁で、オチはそれなりについて、なかなか楽しかった。ベタな「大衆演劇」ではなく、かなりユニークで新しいテイストを狙っていると感じた。

 そこで考えた。
 ここまで新しいことをやる「大衆演劇」とは何か?いわゆる「小劇団」とどう違うのか?小劇団はお客をエンターテインさせようとサービス精神旺盛なところが多い。たとえば、「あぁルナティック・シアター」。こういう小劇団と、今日の「劇団荒城」は、どう違うのか?演歌のアテ振りショーとお客からのおひねりがあるかないかの違いしかないように思える。まあ、ベースになっているのは大衆演劇では歌舞伎や新国劇、新派の世界であるが、小劇団は、まったくなんの縛りもない。その辺が違うのか。
 大衆演劇は古いシキタリが残っている「伝統的芸能界の底辺」に位置すると思うが、小劇団は、仲間が集まって会場を押さえてしまえば、劇団を旗揚げ出来る。誰かに仁義を通すとか挨拶をするとか、そういう事は全く不必要だ。その辺だけの違いなのか?
 中身としてはそうだろうが、やっぱり劇団を構成する面々の意識の問題か。代々旅役者、という人が多いんじゃないか?突然変異みたいに芝居をやりたいと思い立ってグループを立ち上げるのと、そのへんが根本的に違うのか。親も役者、というのはその頂点が歌舞伎だろうし、日本の芸能の原点みたいな、プロトタイプなのが大衆演劇なのかなあ。
 今日の芝居も、もっときっちりと交通整理をして無駄なところはカットして締めれば、下北沢で上演してもまったくなんの違和感もないだろう。とにかく、踊りを含めて3時間は長すぎる!
 あとから調べたら、この劇団の熱心なファンは多いようで、いくつもファンが作ったサイトがあった。一番達者にやっていた「副座長」役の人が一番目立っていて面白かった(まあ、やりたい放題の役だから、でもあるけど)。

 夜10時の最終送迎バスに乗って、柏駅へ。駅前の高島屋のファサードが激変したのに驚いた。
 北千住経由で帰宅。

 くーたんは熱烈歓迎モード。故ビワはむくれることがあったが、くーたんはそれがない。もうベタベタ。
 機嫌を取って、1時ごろ就寝。

 で。明け方、恐ろしい夢を見た。持ち歌が2曲しかない演歌歌手になった夢。その2曲のうち1曲が今度レコーディングする新曲で、お披露目を兼ねた「ワンマンショー」(単独ライヴとは言わない)をやって、新曲をライブでレコーディングしようとするのだが、マイクに向かうと、どうしても歌詞が出てこない。曲が鳥羽一郎の「兄弟船」とクリソツ(というかそのまんま)で、どうしても歌い出しが「波の波間に~」となってしまって録音が止まる。歌詞カードを探すのだが、それがメモみたいなのしか出てこない。それもどこかに行ってしまって、お客さんには帰ってもらって「一人居残りレコーディング」をするのだが、やっぱりダメ、という……。一人でやる歌手とかピッチャーとかって、こういう恐怖があるんだなあ。役者も同じか。アタシは学生のころ舞台に立ってセリフを忘れて3ページ飛ばしたことがある。劇団荒城の公演を見たせいだろうなあ。
 恐怖で飛び起きた。

本日の体重:90キロ
本日の摂取カロリー:2718kcal

Posted at 12:46 AM         |

(土) - 11 7, 2009

小太りの女はよく人を騙すとか申しますが……


 体重100キロで15号は『小太り』とは言わないか。
 それにしても、鳥取でも似たような事件が。となると、全国で類似した事件がたくさんあるんじゃないか?表沙汰になっていないのは当地の警察がザルで事件性があると見抜いていないからじゃないか?
 先日、快楽亭にこのフレーズを提案したら鼻先で笑われてしまったが。

 7時起床。
 朝のモロモロをやって、外出。本日は新国立劇場で「ヴォツェック」のオペラ・トーク。馴染みがないベルクのこのオペラを見に行くので、その予備知識を仕入れたいので。
 マクドナルドでメガマフィンを食べ、駅で相方と待ち合わせて、いつものように半蔵門線経由新宿線経由で初台。

 新国立劇場のホワイエで、東大の先生の司会で、指揮者、演出家、主役三人のカバー歌手による歌を交えて、このオペラの作品の価値と鑑賞のポイント、演出の狙いなどを聞く。
 とても勉強になった。新ウィーン学派に分類されるベルクだが、その音楽は無調とか12音技法とかといった言葉から連想される無機的なものではなく、極めて濃厚な官能を感じる。それはワーグナーの果てにある後期ロマン派の行き着いたところ、という感じ。これは「ルル」を聞いての感覚なのだが、「ルル」に先立つこの「ヴォツェック」もそうだろう。鼻歌で歌えるメロディはないが、咽せ返るような官能があると思う。その意味で、指揮者が言った「現代音楽だということで構えないで、後期ロマン派の作品だと思って楽しんでください」と言ったのは大正解だと思う。ベルクが好きで聞きたいと思えるのは、どろっとした濃いスープのような情念とか情動とか言ったものが詰まっているからだ。他のゲンダイオンガクは聞きたいとは思わないのだが、ベルクだけは違う。

 時間通りに午後1時に終了。
 オペラシティの「テキサス」でランチを食べる。この店は、オペラのソワレのあとだともう店じまいしているので、なかなか食べられないが、ランチは特に安い。そして、美味い。アタシはNZロース・ステーキ。赤身が美味い。ステーキの美味さは脂身ではなく赤身にあるというのが持論。脂身たっぷりのステーキを好むのは日本だけのような気がする。ステーキが日常食である国々では、赤身だけのステーキを食べるが、それが安くて美味いのだ。

 食後、初台から続く「玉川上水緑道」を上流に向かって歩く。羽村で分水した玉川上水の一部が暗渠になって緑道になっている。
 甲州街道に沿っている部分は、全然緑道という雰囲気ではないが、やがて甲州街道から離れて住宅街に入っていくと、静かで趣のある雰囲気になる。
美味そうな琉球料理屋とか
洗濯物が全く干されていないので無人のように見えたマンションとか
暗渠を脱して昔ながらの姿を見せている部分とか
東京都水道局が管理しているところは鉄格子越し。鯉とか鴨がけっこういた。
終点近くの。鬱蒼として、代田橋近くには見えない。

 初台から代田橋まで、大きく蛇行していた。歩数にして1万歩。渋谷区と世田谷区を行ったり来たりする。
 けっこう疲れた。
 代田橋から先は途切れているはず。

 京王線に乗り、笹塚で新線に乗り換えて、北千住。
 東武の改札から出ようとしたら……。
 人だかりがしていた。見ると、20~30代の男が俯せに倒れていた。ぴくりともしない。近くの東武の案内嬢が異変に気付いてやってきて、揺さぶって「大丈夫ですか!」と起こそうとしたが、起きない。やがてガードマンとか警官がやってきて、起こそうとした。ということは、死んではいないと判断したのか。でも、5分くらいまったく動かなかった。こういう場合、単純に揺さぶるより、脈を診たりして救護すべきじゃないの?
 と思って、まあ、「関係者」が来てるんだからコトは済んだと思ってアタシは改札を出たが、相方は動かずに最前列で見物。どうなるか見届けるつもりなのだろう。
 と。
 突然、男が起き上がって、「_;ゔぉlrjv:;お2rj」;qwkぇw_;:」おうふぃr:ぺおckwq!」と叫んだ。
 手にしたかばんを高く掲げて「この中には**が入ってるんだぞ!」と叫び出したので、これは無差別殺人の開始か、というような感じになったが、その場の雰囲気はそうでもない。いや、たぶん、通り魔とか無差別殺人とかって、事件勃発時は日常の延長で、異常事態が起きているという感じはないに違いない。
 警官はぽかんと見ているだけ。いつもはしつこく職務質問とかするくせに、いざとなったらてんで役に立たない。こういう時は、男を押さえ込んで身柄を確保して市民の安全を守るべきだろ!
 相方は慌てて改札の外に逃げてきた。
 男は、なにか叫んだあと、また昏倒。キレイに倒れて頭を打たなかったのは、何か臭い。詐病の匂いがする。
 ここで警官はコンコースの隅に引き摺っていくとか、手錠をかけるとか、なにか身柄確保をすればいいのに、依然としてバカみたいにぼんやりしている。千住警察、大丈夫か?ここでこの男が誰かを殺めたら、お前の責任だぞ。
 しかしまあ、男は昏倒したまま動かなくなったので、相方も納得したようで、その場を離れる。
 しかし、こういう見物は危険だ。今回は、この男がヘタレだったからよかったものの、殺意があってかばんから包丁か何かを取り出していたら、大変なことになっていただろう。改札の外にいてもキチガイは飛び越えてきて襲われる可能性は大だが……。

 ルミネの上の「おぼん」で夕食。
 食べたあと駅に戻って、東武の案内嬢にその後を聞く。あの男は救急車で運ばれたわけではなく、警察に連れていかれたらしい。駅前の交番なのかパトカーが来たのかは判らない。しかし、我々が現場を離れたあと、男は凶行に及ぶことはなかったと。ひとまず安心。

 帰宅して、ぐったり。
 ほぼ1日家を空けていたので、くーたんは、もうベタベタ。可愛いったらありゃしない。
 早々に寝ようかと思ったが、いろいろテレビを見る。テレ東の「中山道てくてく歩き」を見て、「アド街ック天国・子安」を見て、たけしと安住さんのニュースも見てから風呂に入って、1時ごろ、寝る。

本日の体重:89キロ
本日の摂取カロリー:2800kcal

Posted at 08:50 AM         |

(金) - 11 6, 2009

一難去ってまた一難


 7時起床。
 風邪薬を飲んで寝たら、気分爽快に目が覚めた。
 朝のモロモロをやって、ゲラ拝の最後のもう一回をやろうと思ったが、なんというか、気持ちが切れた。もういいや、もう大丈夫だろう、もうこれ以上直せない、という気分。
 で、相方とも話して、これにて打ち止めということにして、ゲラを持って行くことにする。

 その前に、アタシが加入している「文芸美術国保」事務局に電話して、脳ドックの受診申請書を送ってもらうことにする。これがないと6万5000円払わなければならないが、健保組合で3万円助成してくれる。
 すぐ送ってくれることになり、去年も行った八丁堀にある脳クリニックに予約を入れる。
 脳と心臓はとても大事だから、大事を取って悪いことはない。特に脳の不調は深刻な事態をもたらす。

 10時30分ごろ北千住から半蔵門線に乗ろうとしたら、信号故障で止まっていると。仕方がないので日比谷線経由で九段下。
 祥伝社に行くと、S氏「徹夜したんですか?」と。朝9時前にゲラの差し替えファイルと参考文献ファイルを送信したから。
 ゲラをざっと確認してもらい、各章サブタイトルは週明けまでに送ることを約して、辞去。

 さあ、美味いランチを食おう。どこでナニを食うか。この辺りは店が多すぎて選択に迷う。嬉しい迷いだ。こういうとき、都会にいるといいなあ。
 結局、「ランチョン」でランチ・ステーキ。創業100年記念の100円ビールがあって、飲みたいけれどまだお昼だから、自重。
 ステーキは美味かった!店は満席なので、食ってさっさと支払いを済ませて出る。
 ちょっと物足りない。立ち食い蕎麦でも食おうかと思うが、そこまで物足りなくもない。「キッチンカロリー」でオイル焼きを食えばよかったか。いやいや、そんな学生みたいな食生活はいかんぞう。

 お茶の水まで歩き、駅の裏にある博多ラーメンを、とも思うが、これまた食べ過ぎだなあと、自重。我慢出来るようになった。
 歩くと汗が出る。それにメシを食った後だと新陳代謝が活発になって余計に暑い。

 千代田線で帰宅。
 朝届いていた、HPのプリンターをセットする。同時に、ぐちゃぐちゃになってこれまたエントロピーが増大しまくりの、電源コードを大整理。新しい機器が増えるたびに複雑になっていくから、時々全部外して、一からやり直してやる必要がある。
 大汗をかきながら、あんまり暑いのでハダカになってやった、その結果。電源周りは大幅にスッキリした。綿ぼこりも掃除したので、火事の原因も除去したぞ。

 で。新しいプリンターの設置。これはファックス一体型なのだが、どうにも電話が使えない。おかしいなあ。何度もやり直すうちに、電話機に行くケーブルと、壁面から来ているケーブルを取り違えていたことに気付く。同じ色だから混同したのだ。
 しかし、ファックスのテストをすると送受信に問題ありと出る。何度やり直しても同じ。
 マニュアルの記述はよく判らない。やたら字が大きいくせにイラストが少ないから直感的に理解出来ない。う~ん。
 それでも、ファックス以外の機能は使えるようにした。今まで愛用してきたpsc2150は、まだまだ使える。これは未使用のインクをつけて、ヤフオクでタダでいいから誰かに引き取ってもらおう。
 一つ問題が。
 ウチのデジカメはもう古いので、メモリーに「スマートメディア」というのを使っている。psc2150はこれが読み込めた。しかし新しいプリンターは、対応していない。調べてみたら「スマートメディア」は2002年に廃れてしまって、今や立派な『レガシー・メディア』になっていたのだ。となると、このデジカメで撮ったものはデジカメにケーブルをつなげて吸い出すか、アダプターを買うしかない。もしくはデジカメを買い替えるか。う~ん。

 そうこうしていると、もう時間。
 今夜は快楽亭の録音を頼まれている。今夜は上野広小路亭。あの辺にバイクは置けないので、電車で行く。
 駅からはけっこう遠い。荷物が重いからなおさら。
 途中の富士そばで、「カツ丼と盛りそばのセット」を食う。これが晩飯。

 会場に着いて、早速セッティング。ここは舞台袖がないに等しい。お囃子のスペースが本当に狭い。マイクのケーブルを下の楽屋まで延ばすと、今度はケーブルの長さが足りない。次は客席に陣取ろうかな。
 で、マイクのセッティングに大汗をかく。
 その上、家を出る前に更新してきちんと作動することを確認した愛用のソフト「ひるの歌謡曲」(この録音ソフトはシンプルで軽くてとても使い勝手がいいのだ)が、シリアル番号を入れろと表示されて使えない。おっかしいなあ。アタシは正規ユーザーだから、バージョンアップしたからって、こんなこと聞かれたことはなかったのに。
 とにかく、この「ひるの歌謡曲」は使えない。ならばどうするか。Macについてくる「garageband」というソフトがある。これは今まで編集とマスタリングだけに使ってきて、生録には使ったことがなかったのだが、ちょっとテストしてみたらなんとかなりそうだ。というか、これを使うしか他に方法はない。
 いろいろあったので、マイクの位置を微調整するのに失敗。幕が開いたら、上手の客席用マイクが幕で隠れてしまったし、演者用センターマイクもいつもより遠い。
 それはまあ、ブラ之助くんの前座「金太郎」(アタシはいい出来だと思った)の時にミキサーで調整して、なんとかなった。
 快楽亭の高座、まずは「火焔太鼓」。そして、長い枕で二席目は漫談で済ますのかと思ったら「七度狐」。
 中入りで物品販売する間に、本日前半の録音ファイルを保存させたら、これが延々時間がかかってしまった。「garageband」の特性なのか、使っているPowerBookG4がもう力不足なのか、あっという間に終わるはずの保存作業が、20分もかかってしまった。
 だから、中入りの後、なかなか後半戦が始められない。焦るけど、ここで焦って変なことをしたら、前半戦が消えてしまう可能性がある。ここは我慢。
 で、ブラ之助くんに頼んで、お客様に謝ってもらう。あんまり間が空きすぎて、本当にカッコウ悪いことになってしまった。これ、いつもの「ひるの歌謡曲」を使っていれば起きなかったこと。
 アタシも、舞台に出て頭を下げるべきだった。
 ようやく7時50分に保存が完了して、後半戦。
 「短命」と「舐める」。
 最後の挨拶で、なんだか定例の毒演会、木馬亭から日本橋亭に移るとかいう話が。え?どうして?日本橋亭だと遠くなるなあ。帰りに「九州じゃんがららあめん」に寄れるけど。
 後半戦のファイルを保存しながら、撤収。12月もここで録音を頼まれている。ちょっと作戦を考えなければ。
 もう汗だくになって撤収したので、打ち上げはパス。汗みどろだし、荷物が重いし。

 無事帰宅したら、くーたんがもう、べたべた。今日は出入りが多かったけど、夜、家を空けると途端に心細く感じるらしい。
 思いっきり可愛がる。
 PowerBookからファイルを移し替えて、風呂に入り、HPのサイトからプリンターの最新ドライバーをダウンロードしてインストールしてみるとア~ラ不思議。ずっと使えないという表示が出ていたファックス機能も使えるようになった。つまり、ドライバーのせいだったのか。
 「タモリ倶楽部」を見る。地ビール特集。美味そう。
 
 ということで、いろいろあったが、なんとかなって、今日もおしまい。1時過ぎ就寝。

本日の体重:89キロ
本日の摂取カロリー:2421kcal

Posted at 08:51 AM         |

(木) - 11 5, 2009

やっぱり加齢だ


 6時30分起床。
 朝のモロモロをやってから仕事開始。ゲラ拝の追い込み。

 9時前に外出し、北千住西口の富士そばで「朝そばセット」(半たぬきそばにおにぎり2つ)を食べ、今日こそは家賃を振り込む。じいさんがATMで「いそな銀行に振り込めない」と文句を言っている。銀行員が「いそな銀行はありません。りそな銀行ですよ」と言っても「いいや、いそなだ!」と言い張る。2台あるATMの1つは調整中で使えず、残る1台はこのぼけジジイが占領している。えんえんと占領しているので張り倒したくなってきた。銀行員も介入しろよ。そのうち、もう1台が使えるようになったので、振り込み完了。帰宅。
 
 で……その後、相方と電話で打ち合わせをしていて、重大なことが判明してしまった。
 どうやら、相方からもらった資料を、捨ててしまったようなのだ。故意に捨てたのではない。過失だ。仕事部屋を何度も探しても見つからないということは、無くなったという事で、無くなったということは、捨ててしまったのだろう。先日、仕事部屋のエントロピーが増大して耐えられなくなって、発作的に大整理を敢行したのだが、その時に、捨てるべき紙ゴミと間違えて捨ててしまったとしか考えられない。しかし……何でもかんでもバカバカ捨ててしまうほど単純な作業をしたとは思えないし……とは言っても、その記憶にも自信がない。
 自分の記憶に自信がなくなることほど、心細くて情けないことはない。先日「明日の記憶」を見て、正視出来ずに途中で見るのを止めてしまったけれど、あの主人公の気持ちが理解出来る。
 その上、相方には厳しく怒られてしまった。これは凹む。編集者とか友人知人に怒られても凹むが、相方に怒られるのは最高に凹む。それも、言い訳出来ない事で、だから余計に。相方が怒るのも当然だから、余計に応える。
 ここのところ、アタシの能力のキャパシティを越えていた感じはあった。これほど仕事で疲労困憊するのは初めての経験だった、と言ってもいい。
 去年だったか、携帯電話を洗濯してしまったりコーヒーメイカーにサーバーをセットせずに床をコーヒーだらけにしてしまったり、ゲラに間違えた訂正を入れた、三連続失策を犯した時は、即、脳のMRIを撮りに行った。その時は異常は見つからなかった。今回も疲労のせいだろうとは思うけれど、心配事があったらハッキリさせた方がいい。原因が否定されればそれだけ安心だし。また前回の脳クリニックで診てもらおうか。

 昼、相方とランチして、資料の紛失の件をきちんと謝り、許してもらってから、小説nonの短編のゲラをやる。明日の朝までに戻せばいいということなので、持ち帰る。
 すこぶる体調が悪い。疲労困憊だし、風邪を引いた感じもあって、頭が重い。熱が出そうな予感もある。

 早々に帰宅して、ちょっと寝る。しかし、寝ているわけにもいかないので、起きだして、ゲラ拝の追い込み。
 しかし、根気が続かず、休憩。晩飯を食う元気もない。
 もうこのまま寝てしまおうかと思っていた夜9時前。
 小説nonH氏から電話。ゲラはどうなっているかと。出来れば今夜中にもらえれば、という事なので、近くのコンビニに走って、ファックスを送る。いや~コンビニからFAXすると、1枚50円もかかるのか!送り損じを含めて14枚で700円!高い!
 ついでに「はなまるうどん」に寄って、柚子ねぎうどんを食べる。店のお姉ちゃんが何度もゴマねぎうどんと間違える(3度もだ!)ので、イライラして「ゆ・ず・ね・ぎ・う・ど・ん!」と大きな声を出してしまう。いかん。いかんぞう。これじゃ、キレたオヤジだ。

 帰宅したら電話が鳴っていたので、帰ってきたままの格好で電話に出ると、H氏だった。ゲラの確認。2,3の確認で終了。暑いので、電話をしながら外出用のブルゾンを脱ぎ、肩掛かばんを外し、ズボンを脱ぐ。ちょっと待ってくださいね、と一度電話を保留して脱げばいいようなもんだったが。

 汗をかいたので風呂を沸かして入る。ぬるめのお湯にゆっくり浸かると、あ~ら不思議。ぶっ倒れそうだった倦怠感というか疲労感が消えて、元気になったぞ。前回といい今回といい、風呂がすごく効く。
 
 ニュースを見る。松井のMVPやった!凄いぞ!最終戦の活躍も凄かった。ここんところ不振だったが、目の覚めるような大活躍。凄いなあ。
 リンゼイさん殺しの犯人であろう市橋は、「鋭い変態顔」から「鈍そうな変態顔」になっていた。これじゃ道ですれ違っても判らないだろう。写真でこれだけ変わっていたら、実物はもっと見違えるんじゃないか?
 ここまで顔を変えて逃亡し続けるということは、自分が犯人だと白状しているのと同じじゃないか。ホモ相手に匿われてるんじゃないかというハナシもある。それを聞くと、「ジャッカルの日」でパリに潜伏するジャッカルが、ホテルなどには手配が周っているので、トルコ風呂でホモを物色して居候する場面を思い出す。ジャッカルはその世話になったホモも殺して、ドゴール暗殺に赴くのだが……。映画全体を見ると、ジャッカルに感情移入してしまうのだが、実はジャッカル、目的のためには何人も殺している冷酷な殺人鬼なのだ。

 0時前に就寝。

 明け方にどんがらがっちゃん、という音がしたので目が覚める。キッチンに行くと、お盆が転がりマグカップが転がり、醤油がぶちまけられていた。くーたんの仕業だ。
「ばかもん!」と怒鳴り、跡始末。
 処理を終えて再び布団に潜り込むと、弁解するようにくーたんが布団の上に乗ってきたので、はね飛ばしてやった。

本日の体重:89キロ
本日の摂取カロリー:2242kcal

Posted at 08:28 AM         |

(水) - 11 4, 2009

加齢なるギャツビー


 ギャツビーだってトシを取る。

 6時30分起床。
 朝のモロモロ。ゴミ出しに行くと、ぼろマンションの掃除をしてくれる叔母さんがいたのでちょっと話をする。
「これ、血ですか?」
「いえいえ、醤油ですよ」
「ああよかった」
 てな事を。しかし、掃除はしてくれたが醤油の匂いは残っているので、ファブリーズをエレベーターの中にいやというほど振りかける。それでも完全には消えない。
 そんなこんなで、仕事開始。
 昨夜録画した市川崑「幸福」をDVDに焼く。友人が本編のあとに付いた「メイキング部分」を見たいというのでコピーするために。とは言え、アタマから見てしまった。
 号泣。文字通りの号泣。声を上げて泣いちゃいました。ちょっと、自分でも驚き。不意打ちされた感じでもある。
 作品自体、掛け値なしの名作なのだが、25年以上の歳月を経て再会出来た慶びと、市川組で働いた日々(この作品には付いていないが……まだ学生だった)が思い出されたのと……やっぱり、作品の力。この作品は凄いです。まだ若かった水谷豊の抑えた演技もいいし、永島敏行もいいし、谷啓もいい。だから、ラスト前の場面の水谷豊のセリフに、号泣した。自分でもこんなに感極まるとは思ってもいなかった。

 それで、思い出した。
 市川さんは、「幸福」のような作品をもう一度作りたいと思っていて、当時弟子だったアタシに、原作を探せと命じた。「ニューヨーカー短編集」から探せと言われて、早川書房から出た全3巻を渡された。日本流のウエットなものではなく、ちょっと小粋でシャレた感じの線を狙っていたんだと思う。しかし、「ニューヨーカー短編集」所載のものは、どうも感覚的に隔靴掻痒なものばかりで……今読めば違うのだろうけど……これはというものを見いだせなかった。スタンリィ・エリンとかヘンリー・スレッサーとか、自分で範囲を広げてみたのだが。
 しかし、エド・マクベインの「クレアが死んでいる」から、「人間の幸福を問う」作品を生み出すのは、やっぱり市川崑(と、その背後に控える和田夏十)は、物凄い存在だった、と改めて思う。それに感動して号泣したのかもしれない。

 今朝も吉野家に朝食を食べに行く。平日の9時だと昨日より客は少なく、スムーズに出てきた。しかし牛小鉢は余計だなあ。しかし残すもアレなので完食。
 帰宅すると電話が鳴っていたが、留守電に何も入れずに切ってしまった。10時チョイ過ぎ。誰から?まあ、必要な電話なら、またかかってくるだろう。

 仕事をしていると、小説nonから短編のゲラがファックスで来た。受信していたら、用紙切れになった。
 ウチのファックスは多少はメモリーで用紙切れを補うし、電話して再送信してもらえばいいのだが、どういうわけか、用紙交換に慌ててしまった。
 最近は、ファックスを使うこともほとんどなくなって(短編の仕事が来ない)いたし、この感熱紙式のファックスは、フタを開けてロール紙を交換するのだが、フタが奥に向かって開くので交換しにくいタイプだった。
 で……ロール紙をセットしたはずなのに、ファックスのフタが閉まらない。どうも、最初に、交換しにくかったのでフタを大きく抉じ開けてしまったのが一撃かつ致命的なものになってしまったようだ。
 が、たかが用紙交換でどうしてこんなに手間どるのだ、と瞬間的にカーッとなってしまった。おんどりゃファックスの分際でこのワシをナメとんのか!てな具合で。
 何度か用紙のロールをセットし直したのだが、それでもフタがきちんと閉まらないので、完全に激怒。ガンガン閉め直すうちに、完全に壊れてしまった。ワクが変形して内部の基版が見えるほど。人間でいえば内臓が見えたような感じ。
 壊れちゃった、と判ったら、どうしてこんな程度で壊れるんだ、と余計に激怒して、ガンガンぶっ叩いて。それでもファックスは懸命に動こうとしていたのだが、やがて、「ピ~」とかいって、ご臨終に。
 思えば可哀想なことをしてしまった。10年以上、つつがなく働いてくれたのに、殴り殺してしまったようなものだ。フェリーニの「道」の、ザンパノの気持ちがよく判る。
 う~ん。瞬間的にここまで激高するのは、加齢なのかなあ……。
 思えば、近年、とみに、喜怒哀楽が激しくなってきた感じはある。40を過ぎて涙腺がゆるゆるになって、最近はもう、マジに「号泣」することが多くなった。可哀想なドラマとか見ると、往年の岡八郎のギャグみたいに「がお~」と泣く。
 「怒」も、瞬間的にかーっとなることがあって。だからファックスをたたき壊してしまった……。
 いかんですね。これはいかん。たまに、駅とかでクソ爺が駅員に怒髪天を衝く勢いで怒鳴っているのを見ることがあるが、あれは実にみっともない。スーパーでも、レジの女性に怒鳴ってるオヤジもいるし。 最近のじじいは元気だから、それで暴力事件に発展することもあるので、こういう加齢による感情のコントロール不全には気をつけなければ、と思う。自重せねば。
 
 で、ファックスは、やっぱり、ないと不便。いちいち画像データで送ってくれと頼むわけにもいかないだろう。今回は親切に対応してくれたけど。
 HPのプリンター一体型のを新調することにして、早速アマゾンで注文。アップルストアより数段安いし、アキバの価格とほぼ同等。プリンターはデカイから電車で持って帰るのも大変だし。

 壊してしまったファックスをどうするか。「無料の廃品回収」車がうちの近所を頻繁に周回している。ちょうど「ご不要になった電気製品を無料で引き取ります」と周ってきたので部屋を飛び出すが、呼び止める暇も与えずさーっと走り去ってしまった。
 ネットで廃品回収の会社を探したら、代わりに、国民生活センターのサイトで警告を見つけた。「無料といいつつ料金を取る業者が多い」と。
 で、もっと調べてみたら、電話兼用のファックスは、燃えないゴミの日に出せばいい(足立区の場合)という事が判った。これなら無料。

 文句も言わずに働いてくれたキカイを壊してしまって、処分してしまうのは、なんだかとても申し訳ない気持ちになるのだが、そろそろ潮時ではあった。この前、プリンターが不調になった時に一体型に買い替えようかと検討したこともあるし。スキャナー&プリンターとファックスは、機能がかなりWるので、兼用機にすべきであるとは前から思っていたから、この際、思い切って、新調することにした。アマゾンで1万5千円のビジネス機もあったのだが、いろいろ機能(CDやDVDにプリントする機能とか)がついた2万円の家庭用のものにした。メーカーは、この前のサポートがとても親切だったヒューレット・パッカードに操を立てた。

 で、破壊衝動も消えて、昂奮も収まった。スキャナー・プリンターは、相方も要らないというので、ヤフオクに出すことに決めた。インクも付けて、タダで誰かに引き取ってもらう。

 仕事を続ける。

 祥伝社S氏から朗報。このところ途絶えていた増刷。新刊が出る直前だから途絶えるよなあと思っていたら、戴きました。おかげさまで「悪漢刑事」は売れ続けている。第1作が一番売れるのは当然のことだろうなあ。読者様はまず第1作を読んでみて、と思うのは当然だし。
 これで既刊と次の新刊の通算で、以前なら夢想だにしなかった部数を超えるのは確実だろう。実に有り難い。「ゲラ、頑張ってますから!」と口走る。実際、頑張ってるんだけど。

 で、そのゲラ。相方が一度見た部分だから、楽勝だと思っていたが、引っかかる部分があって、考え込む。う~ん。馬鹿な子分を出してコメディ・リリーフみたいに動かしたら、その兄貴分がバカに見えてしまうという指摘が解決出来ない。馬鹿な子分をカットすればかんたんなのだが、カットしたくない。ならばどうするか。

 それと、相方から預かった資料のコピーが、見つからない。他のものは出てきたのに、探しているものだけが出てこない。この前、大整理した時にゴミに紛れてしててしまったか?必要なものなら図書館に行って調べ直そうと、相方に聞いたら、それには及ばずとのこと。他の資料で補える。

 考えているうちに、時間。週1回のテニス。疲労困憊だが、カラダを動かせば気分も変わるだろう。
 少し早めに出て、北千住東口の「味楽」で久々にラーメンを食う。気合いの入った「かいと」のような店より、ここの方が日常の味だ。
 テニスは、まあまあ。ナイスな事もあったし無残なミスもあったし。
 プールで150メートル泳ぐと、息が上がってしまった。相当なまってるなあ。

 へとへとになって、帰宅。
 4時間くらい家を空けただけなのに、くーたんはもう、心細かったのか、べたべた。まあ、故ウズラもそうだったけど。遊んでくれとせがむ。
 先日、子供が出来ない夫婦が、施設から子供を預かって一緒に暮らして養子縁組みまでこぎ着けるドキュメンタリーを見た。大人に何とか認めてもらおうと幼児ながらに健気な子供に心から涙した。それと同じ感じで、ネコも、よりピュアな形で愛情を欲するし愛情を表現する。ネコと暮らすことは、かなりの部分、親子のシミュレーションをしているのだと思う。もちろんネコの方が単純明快だけど。

 英国人女性殺しの犯人(だろう)・市橋が各地で整形手術をして逃亡しているらしい。その資金は誰が?親が密かに連絡を取って援助してるんじゃないのか?警察は親とか親戚とかをマークしてるんだろうけど、自分がバイトして整形手術の資金をつくって生活もしているとは考えにくい。市橋の逃亡を助けているのは誰だ?警察は親をきっちり監視下に置いているんだろうな?週刊誌も、この親について報道しまくれ!

 「シルシルミシル」は見ないで、0時過ぎに寝る。

本日の体重:89キロ
本日の摂取カロリー:1955kcal

Posted at 08:23 AM         |

(火) - 11 3, 2009

ゲラ拝がこんなに疲れるなんて


 7時起床。
 朝のモロモロをやって、仕事開始。ゲラ拝。
 ツジツマ合わせとか伏線の張り具合とかのチェックと修正で、とても神経を使う。単なる推敲なら楽しいのだが、改稿と同様の作業だから、原稿を書くのと同じくらい疲れる。

 相方と電話で打ち合わせしてから、吉野家の朝食に滑り込む。
 が、ウチのぼろ・マンションの住民の民度はどんどん低下している。エレベーターの中と1階の降りたところに、大量の醤油の水たまり(醤油溜りというべきか)があった。時間的なことを考えると、どこかのバカ住人がゴミを出すのにゴミ袋が破れていて、中の醤油がどろどろと流れ出してしまったのだろう。 もしくは、寿司の出前を下げる時に器をひっくり返したか。それは仕方ない。だったら雑巾を持ってきて掃除くらいしろ!その醤油は寿司を食ったあとの醤油特有の匂いがして、妙に甘ったるくて鼻に残るのだ。こういう無責任なクソ住人が増えてきたぞ。他人のバイクに犬がショウベンを引っかけても平気な飼い主もいるし(その一人はウチの大家さんだが)。民度が低いのはうんざりする。

 で、北千住西口の吉野家。満員の店を二人が切り盛りしているが、作りながらの配膳なのできりきり舞い。たった二人じゃ無理だろうと思っていたら、もう一人の店員が後から来た。どうもこいつが遅刻したか事情で遅れたようだ。
 で、吉野家の朝食のハムエッグは、松屋のソーセージ&タマゴ焼きより美味しい。しかし朝10時で朝食タイムが終わってしまうのだ。両脇の客は納豆を食っている。アタシは納豆が駄目なのだ。完全な少数派だから、納豆反対運動の声も上げられない。少数派は常に弾圧される運命にある。

 食べて、帰宅して、仕事再開。
 ずっと仕事。
 合間に、くーたんと遊ぶ。くーたんは日に日に可愛さが増してくる。ひざの上で抱かれるのが好きだし、最近は遊んでくれ抱っこしてくれとせがむ。もう可愛くてたまらない。

 結婚詐欺連続殺人のたぶん犯人だと思われる女、逮捕されるまで同居していた男性宅の火災報知器を全部撤去していたと。逮捕が遅ければ、火事になってこの男性は焼死していたのだろう。げに恐ろしきはこの青髯女。警察はきっちり捜査しきれるんだろうか?ぜひやって欲しい。殺人で起訴されたら、死刑だろう。4人以上殺しているんだから死刑にならなきゃおかしい。

 昼は、スパゲティ・トマトソースを作って食う。それだけじゃ足りなかったので、コンビニに走って、あんパンを買ってきて食う。

 夜まで頑張って、なんとか第5章の終わりまでやる。もう、へろへろ。ゲラでこんなに疲れるとは、自分でも思わなかった。原稿を書き上げたのと同様の疲れを感じて、へろへろ。ぶっ倒れそうなほど。
 
 夜の10時頃、相方と会ってガストに入り、ゲラの交換。相方のやった第6章第7章をもらう。アタシはオムライスを食いながら打ち合わせ。しかし、今夜は、もう仕事はせず、寝る。

 帰宅して、風呂に入る。昨日も入ったが、髪を洗わなかったせいか、まるですっきりせず。だから今夜は髪も洗う。
 出てきたら、気分がスッキリして疲労も消えた。へんなの。こんなに疲れていたら、風呂に入ると余計に疲れるものなのに。
 しかしまあ、仕事はせず、その代わり日記を書いてしまって、0時過ぎに就寝しようと思ったが、ケーブルテレビの「日本映画専門チャンネル」で放送した市川崑幻の名作「幸福」(本日DVDが発売された)の放送についている解説部分を見た。今回、国立近代美術館フィルムセンターが、映画保存の一環として、「幸福」の完全復元プリントを作成したのだが、そのメイキング。先日NHKで放送した「おとうと」はビデオ上での「銀残し」復元だったが、今回の「幸福」はプリントで復元した。この作業は大変だったようだが、先行する「おとうと」のおの字も出てこないのが大いに不満。なぜなら、「幸福」の『シルバーカラー』は「銀残し」そのものなんだから。「幸福」の現像を担当したイマジカ(当時は東洋現像所)は「おとうと」を現像した東京現像所の技術者の協力を仰いだのは、当時のキネ旬にもはっきり書かれているし、映画撮影監督協会の機関誌にも載っていたはずだ。そんな周知の事実をどうして隠すかね?DVDについている特典映像では、きちんとした解説をしているんだろうね?
 とはいえ、「幸福」のこの色を復元するのは大変だったと思う。よくぞやった、とその偉業を讃えたい。しかし、「おとうと」にしてもこの「幸福」にしても、そういう色にしたインターネガを作っておけばよかったのだ……というか、それは技術的に不可能なことなのかもしれないけど。
 これで、残る『幻の名作』は「鹿鳴館」だけになった!「トッポ・ジージョのボタン戦争」だってDVDになりテレビ放送されてるんだから、丸源のあのワンマン社長がウンというだけでコトは解決するのに……。

本日の体重:89キロ
本日の摂取カロリー:2488kcal(なぜだ!オムライスのせいだ!)

Posted at 12:06 AM         |

(月) - 11 2, 2009

合法的公開イジメ


 7時起床。
 朝のモロモロをやる。
 ゴミ出しするのに、ゴミ箱の中身をゴミ袋に出したら、くーたんのおもちゃが出てきた。大好きなねずみさん。放り投げて遊んでいるうちにゴミ箱に入ってしまったのだ。どうりでゴミ箱の中を覗き込んでいたなあ。ネコは思った以上に賢い生き物だが、くーたんは故ビワや故ウズラと違った部分で賢い。ネコはとても個性が強い動物だ。
 ゴミ出ししてから、仕事開始。ゲラ拝。
 アタマから、伏線の張り具合とか状況説明の小出し具合とかが大丈夫かどうか測りながら見ていくのだが、疲れる。
 朝食は、ロールパンにkiriのクリームチーズを塗って。

 新国立劇場、来年の「愛の妙薬」はキャストがいいので、いつもより良い席にしようということで、アトレ会員先行郵便受付でチケットを取る。まあこれも抽選なんだけど。「オテロ」がC席だったが、今度はB席。B席以上だと郵便での先行受付に応募出来る。
 10月分の税金書類がそろったので、郵便を出しに行く。

 エコポイント、大半を商品券に交換したのだが、どうしても端数が出る。それを電子マネーの「エディ」にしたのだが、これが実に面倒。アタシはエディのカードを持っていないので、新しく作るか、兼用させられるものに兼用機能を持たせねばならない。ゆうちょのキャッシュカードは兼用させられるが、交換手数料が1000円かかる。他のスーパーとかの「ショップ・カード」も発行手数料が600円とかかかる。アタシのエディ分は1000円しかないから、金をかけてエディのカードを作るのは馬鹿馬鹿しい。
 で、探したら、ANAのマイレージカードがエディ対応に出来て、今、無料でやってくれると。マイレージがエディに出来るのも便利。アタシの場合、ごくたまにしか飛行機に乗らないから、マイレージはほとんどいつも失効してしまって使えない。でも、これなら活用出来る。早速申し込む。

 昼は昨日のご飯に昨日のみそ汁に昨日のおかずの残りで。

 ゲラ拝を続けるが、すごく疲れて、飽きてきた。よく判らなくもなってきたし。

 夕方になって、家賃を振り込むのを完全に忘れていた事に気付く。月末に振り込むのを忘れていたので、今日は必ずと思っていたのだ。仕方ない。4日にやろう。

 そろそろブルーレイのDVDレコーダーを買おうかと考える。iMacは今回更新を見送る。その代わりということでもないのだが、せっかくハイビジョンで放送されているのに、画質を落として録画するのはヤザワではないが「もったいない」。kakaku.comを見たら、5万円くらいで買えるものもある。テレビがソニーだからレコーダーもソニーにすれば、テレビのリモコンで連携させられるぞ。

 生で見るのはなんだか忍びなくて、ニュースでまとめて衆議院予算委員会での質疑を見る。
 野党に回った自民党は、ツッコミが鋭い。前回の細川内閣の時なんか、いつもは防戦一方の自民党が攻めに転じると、ここまで切れが鋭くて冴えるのかと驚いたものだ。だから、野党になった自民党は、怖い。
 自民党政権だと、自民党は「与党慣れ」しているので、野党のツッコミを余裕ではぐらかしたりいなしたりするし、だいたい首相が太太しいから、芝居で言う敵役。叩いても一向にめげないから「もっと叩け!」と野党に声援を送っているのだが……民主党政権は、与党に全く不慣れでヨタヨタしているから、あんまり突っ込むと泣いちゃいそう。そんな姿は正視出来ないので、生中継は見なかった。
 そう考えると、ふと、判ったことがある。
 アタシは、子供のころから国会中継が好きだった。小学生のころから、通常国会の予算委員会とかあると、学校から飛んでかえって見たものだ。
 何故か。国会中継のナニがそんなに面白かったのか。
 それは、合法的公開イジメだったからだ。安心して見ていられたのは、そこには「お約束」があったからだと思う。いくら攻め立てられても、自民党は不敵な笑みを浮かべて社会党や共産党を蹴散らす。共産党はかなり執拗に食いついてくるが、最後には負ける。そういうお約束があるから、野党がガンガン攻め立てるのを気楽に見ていられたし、時に首相や大者大臣が困る姿が見せ場だった。
 これって、イジメを見ている感覚なんだよねえ。攻め立てる側に感情移入しているから、イジメに加担している。
 アタシは小学校時代、特にイジメられたことはないし、イジメに回ったこともない(……はず。イジメは、やったほうとやられたほうで受け止め方が大きく違うから)。でも、イジメにまつわる『快感』は知っている。それを大のオトナが堂々とやってるんだから、とても面白く感じたんだろうなあ。
 同じ理屈で、アソウさんがいたぶられるのを大いに楽しんだ。
 だが、今回は、どうか。弱いものイジメみたいな構図になると、正視に耐えない。
 しかし、今回、自民党はオールスターを揃えてきたけど、かなり紳士的で正攻法で攻めてきた。加藤紘一は「かみ合う論議」を目指したそうだが、たしかにそういう感じで、けっこう実のある論戦になったんじゃないか。政府があやふやな部分を突つくのは野党の役目だし、こんな感じで国会の論戦が進めば、今までの「予定調和」がなくなって、中身のある国会になるんじゃないか。
 それは、真の意味での「55年体制の打破」になると思う。
 まあ、自民党も、相手がよろけたと思えば、世論が自分に味方していると思えば、容赦なくパンチやキックや大技を繰り出してくるだろう。それだけの人材はいるんだから。その時、与党がどう持ちこたえられるのか。

 夕食は、永谷園の麻婆春雨を作って。ラー油を足そうと、ウチにあったものを出してきたら、賞味期限が2003年に切れていた。匂いも変だし、なんだかねろーっと糸を引く。いくら何でもこれは駄目だと、捨てる。

 食後、仕事再開。10時までやる。

 その後、「報道ステーション」を見て、風呂に入り、「お試しか」を見て(ダイエットにはネギが効くことが証明された)、寝る前に仕事して、1時前に就寝。

本日の体重:89キロ
本日の摂取カロリー:1956kcal

Posted at 08:39 AM         |

(日) - 11 1, 2009

ムカつくことと泣けること


 6時起床。
 朝のモロモロをやって、10月分の税金関係の書類を整理していると、相方から短編のファイルが戻ったので、最終チェックをして、送稿。これで久々の短編はあがった。

 昼、これまた久々に、「卯の木庵」に行く。以前は何度か行っていたのだが、最近はとんと行かなくなっていた。釜揚げうどんにお刺し身少々に野菜天ぷら少々にじゃこ飯。なかなか美味い。
 ゲラを2/3と1/3に分けて同時進行でゲラ拝しようということに。途中で交換して、二人とも全部見ることにする。

 午前中は天気は良かったのに、だんだん曇ってきた。夜は雨らしい。
 帰宅して、ちょっと探し物があったので、ついでに仕事部屋の整理をする。と、驚きましたね。床に積んであったモノのほとんどがゴミだった。いと恐ろしき。

 ゲラを見る。

 夕方、雨が降ってくる前にと、買い物に出る。お総菜屋で野菜中心のおかずと塩シャケを焼いたのを買う。その後でスーパーに行ったら、好物のスコッチエッグが並んでいたので、ショック。スコッチエッグは滅多に並ばないのだ。
 帰宅してご飯を炊き、豆腐のみそ汁を作る。
 ご飯が炊ける間、午後6時からの「天地人」を見ていると、宅配便。おお、忘れた頃にやってきた、エコポイントの交換商品。考えた末にJCBの商品券にしたのだ。これは旅行の資金にするか。
 で、兼継の娘、お松が病死。政略結婚した夫の本田の息子は冷淡で、可哀想な最期であった。このお松、とても可愛い女優さんがやっているのだが、今風に可愛すぎる。もうちょっと土の匂いのする美少女はいなかったのか?まあそれは無い物ねだりだろうなあ。

 7時のニュースを見ながら夕食。ご飯は小さなお茶碗に軽く1膳。今日から本格的にダイエットじゃあ!
 「嵐」がやっている「実験くん」とかいう番組を時々見ていたが、今夜はその3時間スペシャル。相変わらず馬鹿馬鹿しいが興味深い実験を、かなりのカネと手間ひまをかけてやっているのが、スゴイ。秋に桜を咲かせるとか、キャベツの芯とかネギの端などを植えたらまた生えてくるのかとか、塩を固めた船で熱海から初島まで行けるか、とか。どれも実に馬鹿馬鹿しいが、面白い。これを見て、「嵐」をちょっと見直した。なかなかいい反応をして面白いコメントを発する。ただカッコつけた若い奴らじゃないんだねえ。当然だけど。

 TBSの「JIN」をつまみ食いで見たが、これはかなり面白い。現代の脳外科医がタイムスリップして、というメインアイディアですべて見えてしまう気がしたが、そんな事はない。そこから発するドラマがいいのだなあ。

 その後、教育テレビで、中村富十郎が10歳の息子と「勧進帳」をやるまでのドキュメンタリーをやっていて、ついつい最後まで見てしまった。富十郎さんはすごい役者だとあらためて思ったし、溺愛している息子に熱心に教えるが、けっして声を荒げて叱らないのも凄い。「親父は普段は優しいけど稽古になったら人が変わって怖いのなんの」という言葉は多くの歌舞伎役者から聞くことだが。息子は「おー(お父さん)はいくつも顔があって、正体が判らない」という表現をしていた。
 すべてが終わってから、「まあ、おーもせいぜい頑張っていたからよかったんじゃないですか」と屈託なく喋って、そのおー当人は顔をくしゃくしゃにして喜んでいた。とてもいい光景だった。もっと若い頃から富十郎を見ておきたかったなあ。画面から、この人の凄さがどかーんと伝わってきたもの。
 
 フジテレビの報道新番組も見てしまった。例の結婚詐欺連続殺人の犯人と目される女が逮捕連行される映像を何度も流すので、ついに殺人容疑でも逮捕されたのかと思ったが、それはまだ先のことらしい。決定的証拠が出てこないというか、「大江さんは、私とけんかしたあと自殺したんでしょ」と言い放っているらしい。完全犯罪に自信があるんだろうなあ。

 で、0時過ぎまでテレビを見てしまった。最後はもう半分寝てしまったので、今日はギブアップ。

 で。どうも最近ムカつくことが2点。

・ハロウィン(これは先日も書いたけど)
キリスト教社会でもワールドワイドではない、アメリカ人ローカルの馬鹿騒ぎを、どうして日本人が真似しなきゃならんのだ。パーティグッズを売りたい商売人の魂胆にまんまと乗せられてるだけじゃないか。
この馬鹿騒ぎ好きな人が作っているサイトには『アメリカ人の真似をしたくないとか宗教が違うからやらないというような、根拠のないネガティブなことを言う人がいますが』などと書いてあって、「根拠はあるじゃないか!」と思わずメールしようかと思ったほど。しなかったけど。

・読売新聞の「発言小町」
以前はけっこう面白がって読んでいたが、馬鹿な質問というか愚痴をこぼす人に対するレスが、みんな「上から目線」なのがヒジョーに不愉快。そういう事を書くヤツだって、たいして利口でもないしエラくもないのに、態度だけは実にエラソー。
まあ、2ちゃんねるのネタ職人が多数流入して、刺激的なアティクルを立てているようで、それに対して生真面目に高飛車に反応しているほうが滑稽ではありますが。

 以前見た映画で、ユダヤ教徒の子供が、クリスマスに寂しそうにしている場面があって、とても印象に残った。宗教絡みのイベントというのは、こうあらねばならんのじゃないか。まあ、日本人は昔から、宗教に関係なくお祭り騒ぎするのが好きだけど。だったら、「ラマダン明けの馬鹿騒ぎ」もやればいいのだ。
 つーか、昔、「本か花を贈りましょう」という「サン・ジョルディの日」を流行らせようと商売人がガンバった時があって……その頃ちょうど、テレビの情報番組をやっていて、取材したんだが、日本人は食い物が絡まないと駄目みたい。本とか花じゃハイブロウ過ぎて、全然流行らなかった。クリスマスイブは美味しいものを食う日になっちゃったし。以前はオヤジが飲んだくれる日でガキはケーキを食べる日だった。ハロウィンだってそういう日になっていくのでありましょう。
 だったらお盆とかお彼岸とかお節句とかを大事にしたほうがいいと思うんだがなあ。でもまあ、こういうのはオヤジになった証拠であると自分でも思う。

 それと、今日一番感動して泣いた記事 がこれ。最近とみにアメリカが嫌いになってきたのだが、こういうのを読むと、アメリカも捨てたもんじゃないなあ、と素朴に思う。日本だと、宛先不明で戻ってくるのがせいぜい?この手紙をもらった女の子にとって、一生の支えになるくらいの価値のある手紙だと思う。アタシも、ウチのウズラやビワが死んだ時に、こんな手紙が欲しかった……いや、これは純真な子供だけに許されたことなんだよね。

本日の体重:89キロ
本日の摂取カロリー:1930kcal

Posted at 08:45 AM         |

(土) - 10 31, 2009

現金というかなんというか


 5時起床。
 夜明け前に起きると、早起きした実感がある。
 朝のモロモロをやって、仕事開始。
 コーンフレークで朝食。
 電話で相方との打ち合わせを挟んで、午後2時に、短編を何とかあげて、相方に送信。

 松屋で昼食。新メニュー「茄子と豚肉の定食」を食べてみる。う~ん、ちょっと物足りない感じ。
 帰路、薬局の前を通過しつつ、何か買うものがあったような気がしたが、そのまま通り過ぎる。帰宅してから「アサヒビール酵母Zを買うんだった!」と思い出した。
 だが、仕事が上がって午後はゆったりしていると、ここんとこずーっと感じていた「夕方の異様な疲れ」が、ない。仕事が一つ上がったから、精神的に楽になったせいか?とりあえず今日は仕事終了ということでほっとしたせいか?まあ、どっちにしても現金というか、カラダは正直だなあという感じ。本当に疲れていたり、病的な何かがあれば、仕事がどうとか無関係にどっと疲れが出るはずでしょ?じゃあ肝臓じゃなかったのかなあ。ここんとこ、多少は摂生している効果が出たということなのかなあ。

 午後は、録画しておいた「タモリ倶楽部」を見る。水準点探訪の巻。保存してある「国分寺涯線の旅」は、何度見ても名作だと思う。番組の自体の雰囲気もいいし。
 その後、不用なものを消し、保存すべきものをDVDに焼く。
 「ニッポン無責任野郎」は、以前録画して焼いたものがあるが、この前録画したほうが画質が良好なので、DVD焼き直し。「ニッポン無責任時代」とこの作品は、不朽の名作だ。このあとの「日本一」シリーズはもう、完全にお約束の世界というかルーティーン化してしまったというか(ルーティーン化自体は悪いことではないと思う。『偉大なるマンネリ』という言葉もあるし)、定番ではあるがこの2作の破壊力には全く及ばない。
 あと、コクーン歌舞伎の「桜姫」とかもDVDに焼く。

 夜に相方と会って「悪漢刑事4」のゲラの受け渡しをする予定だったが、相方のゲラ拝がまだ思うように進んでいないということで、明日にする。ここまで来たら大勢に大きな影響はない。
 ということで、自炊するにしても材料がないし、面倒なので、外に出る。
 「珍来」で、タンメンとギョウザ。夜の外食で野菜主体のメニューをとるのは難しい。野菜炒めに半ライスという手もあったか。

 帰宅して、「爆笑レッドカーペット」を見て(「フットボールアワー」のブサイク岩尾じゃないほう、後藤のギターが上手いのにびっくり。しかしネタは開発途上と見た)、「アド街ック天国」。今夜は三郷。武蔵野線は、駅ごとに巨大ショッピングセンターがオープンして、共倒れになるんじゃないかと心配。しかし三郷は安売り量販店が集まる「安売りタウン」だったのか!まあ、ららぽーとは安売りの店ではないが。しかしあの、「超安売りのつかみ取り」の光景は、浅ましい、としか思えない。援助物資を待望する難民キャンプじゃないんだからさあ。これが三郷クオリティってことか?あんまり値段だけですべてを判断するのはよろしくないと、固く思うのだが、どうか?

 TBSのニュースショーを見ていると、急激に睡魔が襲ってきた。まあ今日は5時起きだし。それでも頑張って、「結婚詐欺連続殺人」(訴えられないように慎重な報道姿勢が目立つ)、「千葉女子大生殺人」、「関門海峡海難事故」、「八丈島沖海難事故」の詳細を見ようとしたが、途中で寝てしまった。それでも「英国の美少女ベッキー」は見たぞ。
 今週は本当にいろんなことがあった。

 11時過ぎ、就寝。風呂を沸かしてゆっくり浸かろうかと思っていたが、たぶん睡魔に襲われるだろうと思って止めたらその通りになったのが我ながらおかしい。

 新型のiMac、なかなかいいというので、そろそろ更新しようかなあと思って仕様を見たら、CPUは同じで、メモリーの量が違うくらい。そんなにいうほど違うかなあ?まあしかし相方の新型MacBookはとても速くて驚いたんだが。次の新型まで待ってもいいか。クアッド・コアになったら更新かな。でも、今なら下取りを高く取ってくれる。引っ張れば引っ張るほど現有機種はタダに近くなって行く。ウチの親父はそういう理由で車検が来るたびに新車に乗り換えていたんだよなあ。
 新型iMacは、FireWireが800に変更されている。ウチのFireWireは400が多いので、混在は可能なのかどうか。今は800を400に落として使っているのだから、そういうケーブルを使えば可能なんだろうけど。

本日の体重:89キロ
本日の摂取カロリー:2355kcal(うわ~松屋の「茄子豚肉」が1000kcal以上あったぞ~!)

Posted at 07:38 AM         |
































©