書店巡り〜藤原歌劇団「愛の妙薬」鑑賞
8時前起床。
昨日そんなに歩いていないのに、疲れが残っている。トシのせいか、日頃の鍛錬が不足しているのか。たぶん、両方。
支度をして、10時過ぎに駅で相方と集合して、書店巡り。
「悪漢刑事」シリーズは大型書店より駅ナカ、もしくは駅周辺の書店で売れているらしいが、それは売り場を見ればよく判る。大型書店の文庫売り場は、文春・新潮・講談社・角川の文庫四天王(という表現があるのかどうか知らないが)が一番いい場所を占めている。しかし、売り場面積の狭い駅ナカや駅ソバ書店は、ブランドには関係なく、売れ線の本がいい場所にある。書店では隅っこでも駅ナカで堂々と置かれていると、とても嬉しい。
で、幾つか書店を回って昼飯を食べてから、途中で二手に分かれる。
著者が自作POPを手に書店廻りをする効果がどれほどのものであるかよく判らない。売れてる作家の作品は、こういう「どぶ板営業」をしなくても売れるだろうし、作品に力があれば売れるだろう。しかし、知名度では劣勢の我々としては、地道に営業して書店の方に顔を覚えて貰うのは大切な事だと思っている。実際、売り場の方に声を掛けて貰えるのはとても嬉しい。なんだか選挙の立候補者みたいだが、ホントの気持ちだから。
で、予定より早く終わってしまった。そんなに歩かなくていいはずだったのに、結構足がシンドイ。休憩してソフトクリームを舐めるが、ビールをぐいっと飲みたかった。これで終わりならそうしていたんだが、今日は夜、オペラの観劇がある。
上野に戻って、東京文化会館の向かいにあるカフェテリアで1時間過ごす。その間、ハンバーグカレーを食ったりクリームソーダを飲んだり。
相方も上野に着いたら、ちょうど開場の時間。
二人とも、予定より多くの書店を回ってきて、「Mission
completed!」状態。
開場した後、「お話」があるので、聞く。この「愛の妙薬」は現代に設定を移した新演出とのこと。新解釈の新演出というのは大失敗する事が多いが、今回はどうだろう?
結果は、大成功!田舎の村が舞台だった原作から、舞台は現代のショッピングセンターに移されている。まあ、日本人の目から見ると空港の免税店みたいな感じで、超有名ブランドをもじったお店が並んでいる。このセットが実に素晴らしく作り込まれていて、最高。合唱団は、買物客やお店の関係者に扮するが、お客さんは、彼らの普段の格好というか自前の衣裳という雰囲気で、なんだか凄く日常的。日曜のお父さんやDQNカップル、そして女子高生まで登場して、あちこちで小芝居をしている。それを目で追うのも楽しい。
先日のMETの「チェネレントラ」も、舞台の上では様々な小芝居が繰り広げられていて、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさがあった。今回もそれ。
実は、「愛の妙薬」は、とてものどかなお話で、旋律は美しいが、だからこそ、今日みたいに疲れていると寝てしまいそうな不安があったのだが、こんなに楽しい舞台では、寝てるヒマはない。
20分の休憩を挟んで、一気に見た、という感じ。
歌手では、主人公の恋敵・ベルコーレをやった須藤慎吾が素晴らしい。声もいいし歌もいいし、イタリア人も真っ青なC調な芝居も最高!主人公・ネモリーノをやったエメヌエーレ・ダグアンノを食っていたぞ。この二人が惚れるアディーナをやった高橋薫子もよかったし。詐欺師ドゥルカマーラをやった久保田真澄もミスター・マリックみたいな胡散臭さで良かったと思うが、相方は「押し出しが弱い」と厳しい。
とにかく、新解釈の演出は完全にハマっていた。のどかなオペラが現代性を獲得して、生まれ変わった感じ。最高!演出のマルコ・ガンディーニ、ブラボー!!!
で、疲れてしまって食欲もなかったので、そのまま帰宅。
明日の準備をしていたらすっかり遅くなってしまったが、「名探偵の掟」「タモリ倶楽部」は録画して、風呂に入り、歯を磨いて日記を書いてお休みなさい。
明日から月曜の朝まで、郷里に帰って、叔母の四十九日に出席する。今回は行きは新幹線と高速バス、帰りは寝台特急「サンライズ瀬戸」のゴロ寝席の試し乗り。個室には乗った事はあるが、高速バスと勝負できるこの低価格のゴロ寝席は初めて。実用になるようなら、また使いたいので、試してみる。
本日の体重:89キロ
本日の摂取カロリー:2500kcalくらい?
Posted: (金) - 6 12, 2009 at 01:15 AM
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