二度目の「クローバー・フィールド」エガッタ〜!
9時起床。
日記を書いたりしていると、すぐに昼。徳間の最終章、なかなか踏ん切りがつかず書き出せない。別に迷う事はないのに。
ビワがまた下痢気味。ドライフードにビオフェルミンを混ぜる。
1時ごろ、相方からの電話で、近くのココスでランチ。いろいろ打ち合わせ。2時間ほど喋る。
帰宅して、MDレコーダーをいじる。コンパクトなボディに機能が詰まっているので、取説を見ながら操作してみる。これは習熟しないと使いこなせないや。ましてや英文マニュアルしかない機種においておや。ヤフオクで売りに出した前の機種は、低調な値付け。まー、仕方がないか。いじっているうちに、「充電スタンド」なしでもバッテリーに充電する方法を発見。というか、取説にきちんと書いてあった。充電スタンドを注文してしまったのだが、今からキャンセルが効くかどうか。
で、徳間のファイルを何度も読み返すうちに、踏ん切りがつく。よし、これで書き出せる。
と、思ったら時間。今夜はちょっと立川に所用がある。
そのついでに、立川で「クローバー・フィールド」をもう一度観ることにする。
神田から中央線に乗るが、途中で小用を催す。どうも最近、本当に小便が近くなって困る。あと少しで立川だったが、我慢の限界が来て、東小金井で下車。トイレに走って次の電車に乗ったら、立川着が開映ギリギリ。
駅から走ったが、まあ最初は予告編とかだし、冒頭はまあ、退屈な部分だし、間に合わなかったらそれでもいいや、と走るのを止める。テニスだってほとんど走らないんだから、映画を見るのに走るのはおかしいではないか。
立川の映画館(シネコン)はもちろん初めてなので、入館システムに戸惑う。駅からのペデストリアン・デッキは映画館の2階に繋がっているが、2階にはキップ売り場はない。エレベーターで下に降りるが、これがまた、なかなか来ない。で、キップを買うが「もう始まってます。今度からは時間通りにお越しください」と言われてしまう。それはごもっとも。キップも、列の端っこしか売ってくれない。でも、前から2番目の列には誰も座らないだろう。
エレベーターで8階。終映が10時だから、その時間には売店は閉まっているだろうと思って、先にパンフを買い、もう一度トイレへ。
中に入ったら、始まって2分ほど経過していた。ま、この場面ならいいだろうと、さーっと走って席に着く。
で、二度目に観ると、ダレダレに思えた(わざとダレダレに演出してあるのかと思った)パニック以前のシーンも、それなりによく考えられて撮られている事が判る。
怪物の攻撃開始からはもう、やっぱり息がつけない。高いテンションを保ったまま終わりまで突っ走る、この緊張感溢れる演出はやっぱり見事というしかない。
ビデオカメラを構えるハッドはかなりの「KY」で、顰蹙を買うような事ばかり言うが、このキャラクターは憎めない。黙っていると怖くなるから喋り続けるしかない時ってある。いけない事を言ってると判っていても、喋っていなきゃいられない時がある。そういう感情を上手く見せている。
そうしてやっぱり、911テロの影響がとても濃厚で、観ているこっちも、あの「悪夢」をどうしても想起する。911の生の映像を見ている時だって、「良く出来たハリウッド製のパニック映画」のように見えたし、実際、キャスターの誰かもそういうことを口走っていた。クライスラー・ビルが貿易センター・ビルと同じように根もとから倒壊して、物凄い煙が向こうの方からやって来る恐ろしい映像は、まさに911だ。
ちらちらと見える怪物、というのが憎い。
そして、やっぱり、憎たらしいほど、リアルだ。リアル過ぎて恐ろしい。本当にこういう出来事があって、素人の誰かが偶然撮影したビデオを見ているような錯覚に陥る。画面に映っているものはすべてリアルそのもの。だから、一番恐ろしいのは、何が起こっているのかまったく判らないままに右往左往して大パニックに巻き込まれる、と言う事だと実感する。近い将来日本を襲うであろう巨大地震に遭遇したら、これに近い恐怖を味わうんだろうと思うと、皮膚感覚で恐ろしい。
そして……。
アタシは昔から怪獣映画が大好きだが、それは怪獣が好きなのではない。むしろ、怪獣には興味はない。ゴジラであろうがキングギドラであろうがガメラであろうが、別に怪獣はどうでもいい。アタシは怪獣オタクでも怪獣マニアでも怪獣フェチでもない。怪獣という何かのメタファーが巻き起こすパニックが好きなのだ。だから、往年のパニック映画ブームは、アタシのためにあったようなモノだと思っている。巨大な力によって今住んでいるこの社会が大混乱に陥る、その様子を見たいのだ。
だから「平成ガメラ」はそのへんのところを、当時としては画期的なまでにリアルに表現していたので、完全に心を奪われた。東宝の、怪獣愛好家たちに甘やかされたゆるい怪獣映画では絶対に味わえない、ひりひりするようなリアルさがあった。映画として優れていた。パニック映画として素晴らしかった。自衛隊の動きもリアルだし、テレビニュースも本物のキャスターが出てきて、本物のセットでニュースをやるんだから、まったくリアルだった。「首都圏最終防衛ライン」なんて言葉、聞くだけでオルガスムスものだ。
そんなひりひりしたリアル感が、この作品には、もっと強烈に存在する。いや、全篇がそれなのだ。ゴジラ第一作に少し感じられた、肌で感じるリアルな恐怖。それは戦争体験のなせるワザだったろう。この作品は、911があったが故に生まれたはずだ。それをハッキリと感じた。パンフにはタブーのように「911」にはまったく触れられていないが。
だから、アタシなんかにとっては、怪物は最後まで正体不明、全貌もまるで判らないままのほうがよかったくらいだ。
パニックが起きてからラストショットまで、テンションがピークのままでまったく緩まない、というのが凄い。本編が80数分という短さなのがよかったのだろう。
終映後、立川駅北口を歩いて、一度入ってみたかったラーメン屋に入る。が、ここのとんこつラーメンは期待したほどではなかった。これなら北千住の昇竜や久留米ラーメンの方が美味い。店名は書かないが。
で、帰りの電車の中でパンフを熟読。「素人っぽいキャメラワーク」にするために、ハッドを演じた役者が実際に撮影した部分がかなり多かったらしい。で、かなり大掛かりなセットを組んだり、パンしまくる画面にあわせて合成するのはやっぱり物凄い苦労だったようだ。で、全篇を片手でホールド出来るコンシュマー用に毛の生えたような小型デジタル・ビデオカメラで撮ってしまったというのも凄い。「おさえ」としてフィルムを一切回さなかったのだ。
いろいろと大変だった裏話をパンフで知ることが出来て、大いに満足。
しかし、昔のような、「キネコ」とはまったく画然としたビデオのフォルムへのトランスファー技術の進歩には驚嘆する。これなら、超大画面にする必要がなければ、ビデオカメラで撮って最終段階でフィルムにしてしまえばいいのだ。画質がまったくフィルム撮りと遜色がないのに本当に驚かされる。
製作中らしい「パート2」、早く観たいっ!
0時を過ぎて、雨の中、自転車を飛ばして帰宅。
ビワの機嫌を取って、就寝。
本日の体重:88キロ
本日の摂取カロリー:2410kcal
本日の消費カロリー:3132kcal
Posted: (金) - 5 2, 2008 at 02:27 AM
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