BootCampを試してみた



 昨日、ダッシュで原稿を仕上げたので、今日はちょっと気が抜けている。
 で、と言う訳でもないけれど、図書館に行ってリクエストしてあった資料本を借りてくる。ついでに「福しん」でタンメンと半チャーハン。タンメンは特に好きでもないけど、野菜をたくさん摂れるので。
 帰宅して、資料本をざっと読んでみる。うむ。たしかにこれは価値がある。もう絶版になって久しいので、古書で探すしかない。古書ネットで調べると、高い。アマゾンのユーズドはもっと高い。ヤフオクで見つけて応札してみた。これでダメなら古書ネットで買うか。
 以前に買って、ずーっと聞き通していなかった、プッチーニの「ラ・ボエーム」。カラヤン指揮ベルリン・フィルでミミがフレーニ、ロドルフォがパヴァロッティ。他の役も看板が揃った豪華キャストで、事実上の決定盤。これを久々にステレオを鳴らして聴いてみた。
 おお。す、素晴らしい。
 僭越だが、アタシは、スカラ座のオケはヴェルディ仕様であって、プッチーニがいちばん似合うのはウィーンではないかという考えを持っている。カラヤンがデッカに録音するのだから、当然ウィーン・フィルを起用出来たのに、当時世界最強と言われた手兵・ベルリン・フィルをこの作品に関してのみ使ったのは、カラヤンの強い意図があったのだろう。
 で、演奏はとてもシンフォニックで、プッチーニの雄弁なオケ・パートを強力に演奏しているので、惚れ惚れする。これを実演でやったら歌手は堪らないだろうけど、録音だからバランスは調整出来る。太くうねる弦に、管がさーっと入ってくる、このカッコ良さ!ほとんどエクスタシーだ。あんまり素晴らしいので笑ってしまった。
 もちろん、肝心の歌も抜群。パヴァロッティのロドルフォをこういう最高の録音(Deccaだから考えうる限り最高の音だ)聴いてしまうと……。でも、実演には実演の良さがある。生の舞台には、決定的録音に勝るものがあるのだ。
 で、そんな「ボエーム」を聴きながら、ウチのiMacに、Windowsをインストールしてみる。最新OSの標準機能で、これが出来るのだ。試しにやってみるだけだから、なるべく費用を抑えたいので、借りたWindowsで。用途としては、MDで録音したファイルをMacに吸い上げる事。Mac対応のソフトでは出来ないが、Windows対応のソフトならそれが出来る。バックアップの録音だから常時使う訳ではない。だからなおのこと、「お試し」で済まそうと。
 マニュアル通りに、順調に進む。こういう「不要不急な事」をやると、どこかで支障が発生してトラブってしまう法則があるけれど、まあなんとか無事にインストールは完了しそうだ……と思ったら、プロダクト・コードというのか、オーソライズ・コードを要求されてしまった。しかし借りたWindowsのCDにはそれがついてない。
 仕方がないので、そこで作業を中断。しかし、中断出来ない。ええい、とiMacの電源を強制的に落とす。ちょっと間を置いて電源を入れると、Windowsで起動してしまい、インストールが再開してしまう。この作業が完全に終わらないと、MacOSとWindowsOSを選択して起動させる機能が働かないのだ。
 さあ、どうする。
 内蔵ドライブにはWindowsのCDが入ったまま取り出せない。じゃあ、外部ドライブからやってみようと、外付けドライブにMacOS XのDVDをいれて、「C」を押しながら起動。
 おお、OSのディスクから起動出来た。で、起動ディスクをいつもの通り、内蔵HDDのMacOS Xに指定して、再起動。事無きを得て、やれやれ。
 そうこうしていると、時間。
 今夜は武蔵小金井まで出かけて、旧友のTというかN(ニフティ時代からのハンドル・ネームがT。本名がN)に会うのだ。いつも北千住に来てもらっているので、たまには彼の本拠地の小金井で。
 三鷹を過ぎた辺りで、お腹が痛くなる。途中下車してトイレに走ろうかと思ったが、遅刻しそうだから、とにかく武蔵小金井まで行ってトイレに入ろうと我慢する。
 が、武蔵小金井の駅は高架にする工事中で、構内が曲がりくねっているし、プラットフォームから一度降りて、また上りのフォームに行く跨線橋を上がらないといけない。
 北口にはトイレがなくて、困った。
 ウロウロしていると、T氏がやってきたので、「のっけで悪いけど、トイレどこ?」と訊く。駅前の西友のトイレに飛び込んで、なんとかセーフ。しかし、どうして腹を壊したんだろう?ウチのビワとアタシは交代で腹痛になっている感じがするから、ビワの腹痛がこっちに来たのかな。
 でまあ、近くの居酒屋に入る。ここはT氏のお勧めの店だから、何を食っても美味かった。話すことは映画の話。彼は岡本喜八フリークで、こっちは市川崑。だけど何故かクロサワと鈴木清順の話で盛り上がる。岡本喜八も市川崑も職人肌でじっくり語るべき監督で、酒席で盛り上がるのは、作風がはっきりしているクロサワとか清順さんになるんだなあ。アタシは小津と溝口がどうしてもダメだし。
 気がつくと11時20分。いかん。もうじき終電だ。慌てて勘定を済ませて、駅に走る。
 いろんなルートがあるが、お茶の水まで中央線に乗り、新御茶ノ水で千代田線に乗り換えて、北千住。これが一番乗り換えが少ない。乗り換えソフトが示したのは、中野で東西線に乗り換えて大手町で千代田線に乗り換える、というもの。面倒じゃん、それ。
 無事帰宅して、ビワの機嫌を取って、寝る。
 20年ぶりに助監督に復帰して、超低予算の現場を仕切る事になるが、こっちも現場感覚が戻っていないし、もともと助監督として段取りがヘタクソだったし、スタッフが半分素人でワケ判ってないし、お呼びした役者に嵐寛寿郎のような超大御所がいてこっちを黙って睨んでいるし、何故か現場にいる「さま~ずの大竹(敬称略)」が、段取りの悪さに無限に突っ込んでくるしで、ワヤクチャ。撮影はどういうわけか、ケータイ電話のムービー機能でやっていて、撮影の合間に不要な部分を消そうとしたら失敗して必要な部分まで消してしまって真っ青になる。「だからフィルムで撮れば、消えてしまうって事はないんだ!」と毒ずくが、後の祭り。で、ちょうどメシ休憩になって、この重大事を隠してメシの段取りをする、という追いつめられた状況で目が覚めた。
 いやー、実にイヤな夢だった。映画ネタで話し込んだのと、現場の体験談として「東映出身の役者は扱い難い(特に裏表の激しい菅原文太!)」事実を披露したのと、先日の録音ミスを教訓に新しいMDレコーダーを買ったことなどが組み合わさった夢で、その由来がすぐに辿れる。アタシの夢はそういう単純なものが多いのは、人間が単純に出来てるからかなあ。

 光市のあの事件の裁判について、J-CASTを読むと、テレビのワイドショーでのコメンテーターの意見はだいたい、「被告人の言い分をそのまま言うことが弁護士なのか?これから裁判員制度が始まる事を考えると、弁護士は一般人の常識でも理解出来るような弁論をするよう務めなければならないのではないか?今回の死刑判決は、弁護団が弁護士の世界でしか通用しない『常識」に捉われた言動を繰り返した結果によるものではないのか」という感じだったようで、わが意を得た思い。
 ああいう主張をする被告人は、決定的に頭が悪いのだから、弁護士はその意を汲み取って敷衍してやる必要がある。それも弁護士の仕事であると思うが、あの弁護団はそう思わなかったのだろう。

本日の体重:87キロ(メシを抜けば体重は減るという単純な事実)
本日の摂取カロリー:2640kcal
本日の消費カロリー:3135kcal

Posted: (水) - 4 23, 2008 at 10:39 AM             |


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